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旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

米津玄師「IRIS OUT」が日本のSpotify史上初となるデイリー100万回再生突破…今後の注目点も添えて記す

日本における最新9月21日公開分Spotifyデイリーチャートでは、米津玄師「IRIS OUT」における1日の再生回数が史上初めて100万回を突破しています。

今回は同曲のSpotifyにおける記録について、Xにて筆者が日々発信するSpotify動向関連のポストを貼付する形で紹介します。

 

 

9月15日リリースの米津玄師「IRIS OUT」は、9月14日付の日本におけるSpotifyデイリーチャートで34位に初登場。フラゲ的な形での初登場は日本のSpotifyにおける一日の区切りが午前9時と推測されるためですが、翌日(すなわちリリース当日)付のデイリーチャートはこの曲が早くも首位に踊り出ます。

その後、「IRIS OUT」はCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」のデイリー再生回数記録を上回り、翌日以降も3日連続で記録を更新。そして遂に、最新9月21日付にて日本で初となるデイリー100万回再生を突破した形です。

 

日本におけるデイリー1位、50位および200位の再生回数を定点観測した表、特に1位における山の形をみると、米津玄師「IRIS OUT」は昨年春のCreepy Nuts「Bling-Bang-Bang-Born」以来となる特大ヒットに成ったといえます。「IRIS OUT」は山の稜線というよりも垂直な崖と形容可能な推移をなぞっていますが、今後さらに伸びる可能性も考えられます。

そして「IRIS OUT」の存在は、サブスク聴取者を増やした(引き戻した)といえるでしょう。後述する宇多田ヒカルさんとの「JANE DOE」が9月22日にリリースされたこともあり、デイリー200位の再生回数は過去最高を更新しています。

 

米津玄師「IRIS OUT」の動向は上記8週分のグラフでも判ります。なお最新日に2位を記録したJIN「Don't Say You Love Me」は再生回数前日比122.5%と急伸し493,140回再生を記録、同曲最高再生回数を更新しています。この曲の動向は他の曲の動きと異なることが多く、その点には米津玄師「IRIS OUT」が日本のSpotifyで週間2位発進…首位曲動向も踏まえ”真の社会的ヒット曲”見極め方法を再掲する(9月21日付)でも紹介しています。

 

 

米津玄師「IRIS OUT」においては、Spotifyがストリーミング指標の一要素として用いられているビルボードジャパンソングチャートでの週間獲得ポイント、また米ビルボードによるグローバルチャートでどこまで伸びるかという点に今後注目です。

ビルボードのグローバルチャートについては米津玄師「IRIS OUT」はビルボードジャパンでの連覇が確実…ならばグローバルチャートの動向も注目すべき(9月20日付)でも紹介。日本時間の9月23日火曜に発表される9月27日付Global 200、および(Global 200から米の分を除く)Global Excl. U.S.は9月18日木曜までが集計期間となりますが、下記内容を踏まえれば初の1週間フル加算となる翌週10月4日付にて上昇する可能性は十分です。

 

そして、米津玄師さんと宇多田ヒカルさんによる「JANE DOE」が「IRIS OUT」に並んで大ヒットするかにも注目。「JANE DOE」はフラゲ日(リリース前日付)において50位以内に登場したのみならず、「IRIS OUT」のフラゲ日における再生回数を上回っています。

そして、これら2曲はSpotifyのリスニングパーティー開催効果が9月22日付デイリーチャートに反映されます。

平日は土日祝日よりも再生回数が下がる傾向にありますが、記録達成に伴い注目を集めれば、またリスニングパーティー効果も相まって、平日ながら下落幅は抑えられるかもしれません。そして9月23日火曜祝日付で記録更新に至る可能性も考えられます。

 

さらには2曲を収録したフィジカルシングルの売上が10月1日公開分のビルボードジャパンソングチャートにて「IRIS OUT」の方に加点されるため、8→6指標となった2023年度以降のビルボードジャパンソングチャートにて初めて週間25,000ポイント超えを達成する可能性も十分考えられます(2023年度以降における週間最高ポイントはYOASOBI「アイドル」が2023年6月28日公開分にて記録した24,359ポイントとなります)。

 

 

前人未到の記録を達成し続ける米津玄師さんの「IRIS OUT」、そして宇多田ヒカルさんとの「JANE DOE」の動向に注目です。