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配信リリースとは”ダウンロードのみでサブスクは解禁しない”を指すのか…山下達郎の新曲記事/アナウンスから考える

配信リリースと聞いて、”ダウンロードのみでサブスクは解禁しない”と捉える方はどれだけいらっしゃるでしょう。

上記は山下達郎オノマトペISLAND」の配信リリースに関する記事のYahooニュース登場順(8月25日月曜午前中までに掲載された分)で並べたもの(Yahooニュースによる検索結果はこちら)。実はYahooニュースを開くと4つの記事にはサブスク解禁に関する文言はみられず、各媒体のホームページ掲載分においてもReal Sound以外は同様です。しかしReal Soundでは『ダウンロード配信のみ』と記されています。

山下達郎、『ポケモンコンシェルジュ』主題歌「オノマトペISLAND」配信リリース ジャケ写も公開 - Real Sound|リアルサウンド(8月24日付)より

 

※画像をキャプチャしたものを貼付しています。

 

山下達郎さんはサブスク配信はやらないことをインタビュー等で発信しており、新曲でもその方針を踏襲したといえます。また『ポケモンコンシェルジュ』(Netflix)では妻の竹内まりやさんによる「君の居場所 (Have a Good Time Here)」が前エピソードの主題歌を務め、この曲自体はサブスク配信されているのですが、同曲を収めたアルバム『Precious Days』(2024)はリリースから1年近く経つもののサブスク未解禁のままです。

これら姿勢を踏まえれば、山下達郎オノマトペISLAND」がサブスク配信を行わないと考えるのが自然ではあります。しかしながらApple Musicにて「クリスマス・イブ」を解禁しているという実績(実態)がある以上(下記参照)、今回の"配信"記事を読みサブスク配信をはじめていくのではと一時的ながら感じた自分がいました。『ポケモンコンシェルジュ』がNetflix作品であることも、その勘違いをより強固にさせた一因です。

 

 

結果的に山下達郎オノマトペISLAND」はサブスク配信を行わないことが解りましたが、オリコン等の記事にてなぜ『ダウンロード配信のみ』と記さなかったのか、サブスク配信という誤った認識を抱かせかねないのではと痛感した次第です。一方で、歌手のホームページではダウンロード配信のみと謳いながら、そのリンクを掲載しているポストでその旨を紹介せず『配信スタート』と記すことも、正しくないと感じます。

 

いや、歌手のファンからすればサブスク配信しないのが当然ゆえ誤解したほうが問題と思われるかもしれません。しかし今の時代にあって『デジタル配信イコールサブスク未解禁』というスタンスは果たして通じるか、考えていただけるならば幸いです。