TSUTAYA弘前店では現在、レンタルで使用されたCDのセールが行われています。
(勝手ながら入口にあるボードを撮影しました。問題があれば削除いたします。)
だんだんセールという値下げ展開を実施しており、110円にプライスダウンされた9月24日には、平日朝から売場が混雑していました。
いわゆるレンタル落ちのCD、550円になった段階から少しずつ購入を開始したのですが、110円のタイミングで一気に加速。現在までに71枚購入し、バナナ箱いっぱいになってしまいました。なおどの中古作品を購入したかについてはここでは割愛させていただきます。
さて、購入してから気付いたことが。それは、このCDが様々な店舗から集められたということです。背面のラベルから店舗を割り出してみると、TSUTAYAの事情がみえてきます。
購入した中古CDの元々置かれていた店舗
・現在も営業している店舗
函館蔦屋書店(北海道)
新所沢(埼玉県)
蔦屋書店港北ミナモ(神奈川県)
瀬戸共栄通(愛知県)
岐阜オーキッドパーク(岐阜県)
和泉26号線(大阪府)
・現在も営業しているがレンタルを終了した店舗
2019/06/20CDレンタル終了 藤の森(京都府)
2021/06/13CDレンタル終了の模様 三条大崎(新潟県)
・閉店した店舗
2019/01/20閉店 新小岩(東京都)
2019/07/15閉店 二子玉川駅前(東京都)
2019/08/31閉店 諫早→ココアドバンス諫早(長崎県)
2019/09/16閉店 サクラス戸塚(神奈川県)
2019/09/16閉店 高浜(愛知県)
2020/01/12閉店 北25条(北海道)
2020/03/01閉店 立花(兵庫県)
2020/03/15閉店 大河原バイパス(宮城県)
2021/01/11閉店 苫小牧三光(北海道)
2021/05/31閉店 蔦屋書店厚木戸室(神奈川県)
2021/07/11閉店 岡崎戸崎町(愛知県)
2021/07/18閉店 長浦(千葉県)
2021/07/18閉店 川崎駅前(神奈川県)
・ラベルから具体的な店舗が割り出せなかったもの
柏
新道
・CDレコード販売・レンタル店 開店閉店メモを参照しています。また三条大崎店についてはTwitterにて確認しました。
弘前店の在庫整理ではなく、北は北海道から南は九州長崎までの各店舗に置かれていた在庫が弘前店に集結したのが今回のセールだったと判明。それもこの3年ほどの間に閉店した店舗から流れてきています。
【だんだんだんセール情報】
— TSUTAYA周南店 (@TSUTAYA_SHUNAN) 2021年3月13日
\人気商品は早いもの勝ち/
中古CDをドドーンと‼️
商品を全品総入れ替え✨
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本日から110円に突入‼️
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開店時から大好評いただいております\(^o^)/#TSUTAYA #周南 pic.twitter.com/8aBaiMtNvR
☆★中古CDのSALE実施中☆★
— TSUTAYA大森町駅前店 (@TSUTAYAmorimati) 2021年8月29日
8/23から8/31まで。1枚110円にプライスダウン!
あと3日です!
早いもの勝ちですので、ぜひ店頭で掘り出し物を見つけてください。#中古CD #大森町 #TSUTAYA
Twitterにて【TSUTAYA 中古CD 110円】で検索すると店舗発のツイートが登場。閉店した店舗の在庫を処分するには全国のTSUTAYAでセールを行わないといけないだろうことが容易に想像できます。そういえば3日前にはこれまで見当たらなかった岡崎戸崎町店の在庫が放出されており(それもここ数年にメジャー進出した歌手の作品が多い)、弘前でもまだまだ在庫が多い、且つ封を開けていない店舗分があるだろうと予想します。
110円でもまだまだ在庫が捌けていないだろう状況もさることながら、中古CDコーナーを物色する方に若年層がほぼいらしてなかった印象もあり(あくまで個人のイメージです)、CDという媒体に対して複雜な心境を抱く自分がいます。蔦屋書店港北ミナモ店を含むトップカルチャーが今夏、レンタル事業から再来年までに撤退をすることを表明しており尚の事です。
閉店した店舗の在庫が実店舗に流れることを踏まえるに、ネットレンタル(TSUTAYA DISCAS)に移行するわけではないと予想します。ネットレンタル在庫の拡充は難しいかもしれません。
レンタル事業、そしてCDという媒体自体が難しい局面に突入しただろうことを、今回の中古CDセールから如実に痛感した次第。自分はこの媒体が好きであるがゆえ、購入を続けようとは思っています。