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フレッド・ハモンドの新曲、カーク・フランクリンのニューアルバム告知…ゴスペルクワイアの動き盛んに

最新4月6日付の米ビルボードゴスペルソングスチャートはカーク・フランクリン「Love Theory」が登場9週目にして9週連続首位をキープという無双状態となっています。2位以下はソロ歌手による作品が多く、(カーク・フランクリン単独名義とはなっていますが)クワイア曲はカークを含め少数派という状況です。

そんな中、今週24位に初登場を果たしたこの曲に、チャート上でのクワイ復権を期待したいところ。

・フレッド・ハモンド「Tell Me Where It Hurts

注射器等が登場する等ショッキングな映像の理由は、このミュージックビデオが児童虐待や人身売買をテーマにしたゆえ。フレッド・ハモンドのテンダーな声が徐々に熱を帯びることで曲に強い説得力がもたらされています。

この曲、昨年リリースされた模様ですがiTunes Store等で見つけることは出来ませんでした。フレッド・ハモンドのホームページディスコグラフィーでも現段階でこの曲は確認出来ませんが、もしかしたら近いうちにアルバムが出るのではないかと期待したいところ。それまでは彼が参加しているカート・カーの新曲を聴いて、待ちわびたいと思います。

ちなみに、先述したカーク・フランクリンは今年の5月末日、ニューアルバム『Long Live Love』をリリースすることが明らかに。

5月26日にはカーク主催のゴスペルフェスティバルも開催されるゆえ、フェスの熱気がそのままチャートに反映されそうですね。

このフェスティバルにはフレッド・ハモンドも参加することから、もしかしたらこのタイミングでさらなる新曲(もしくはアルバム?)を出す可能性も? 中堅からベテランのクワイアの動き、この数ヶ月間で盛んになるかもしれず、今から楽しみです。