先週の2つのラジオ番組で、”青森県以外の放送局”が”青森について紹介”し、さらに”同じ歌手の曲が流れる”という素敵な偶然に遭遇しました。
・ポーラ・コール・トリオ「I Believe In Love」(1999)
ポーラ・コールがバンド名義でリリースしたアルバム『Amen』収録のこの曲は、10月31日放送の『GOOD NEIGHBORS』(J-WAVE 月-木曜 13時)冒頭でOA。この日の13時台は、現在十和田市現代美術館で美術館で初となる個展【毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする】が開催中の美術家、毛利悠子氏がゲスト。美術展に興味があったので番組冒頭から聴いていくと、自分が大好きだったディスコティークをまぶしたこの曲に久々に出逢い嬉しくなりました。
ちなみに【毛利悠子 ただし抵抗はあるものとする】ですが、地元メディアで宣伝している機会に触れたことがありません。自分の触れる範囲が狭いだけかもしれませんが、せっかく素晴らしい美術館がある環境なのに、青森県のメディアの紹介の少なさは勿体無いなと。
・ポーラ・コール「I Don't Want To Wait」(1996)
アルバム『This Fire』収録のこの曲は、昨日11月3日放送の『playlist』(STVラジオ 土曜17時)でOA。パーソナリティの上野由加里さんは青森放送の元アナウンサーで現在は北海道在住。青森放送時代には『Yuka-Rhythm』という洋楽番組を担当しており、『playlist』でもそのイズムが活きています。この曲、日本ではある映画のイメージが強いものの実際は映画本編に使われていないことを番組内で紹介していて、上野さんが音楽知識に長けていることも判ります。ちなみにこの映画については自分が担当するラジオ番組の関連で、この春ブログに書きました。
驚いたことに、上野さんはその流暢な英語を駅前留学で身につけたとのこと。この日の放送でリスナーからの問いに答えていました。今でも勉強中というその熱心な姿勢、見習いたいものです。
ちなみにポーラ・コールは、昨年アルバム『Ballads』をリリースするなど現在も活動中。面白いのは、来年春のイベント”ザ・メリッサ・エスリッジ・クルーズ”に参加するということ。7泊8日の豪華客船の旅で、ポーラ・コール、メリッサ・エスリッジ、ショーン・コルヴィン、ジョーン・オズボーン等が船上ライブを繰り広げるのです。
クルーズでのフェス的ライブについては以前も書いたことがあるのですが、アメリカでは定番になっているのでしょう。クローズな空間で聴くポーラ・コール…聴き惚れそうです。