昨日に次いで、和モノ…もとい国産ディスコネタ。
いつかは手に入れたいと思ってた曲が、素晴らしいコンピレーションへ収録され、先月リリースされていました。
・海援隊「JODAN JODAN」(1979)
海援隊といえば、武田鉄矢さんが主演した『3年B組金八先生』(1979~2011 TBS)の主題歌を務めたことでおなじみですが、その中でもとりわけ有名な「贈る言葉」(1979)の直前にリリースされていたシングルがこちら。つば九郎までが曲の振り付けをネタにしているので、知ってる方も多いかと。
さて、この「JODAN JODAN」が収録されたコンピレーション、かなり強力なのです。
・国産ディスコ・ナイト ~吉沢dynamite.jp監修編~ - ヴァリアス・アーティスト - ユニバーサルミュージックジャパン
同時リリースの『和ディスコ歌謡 ~ヒッツ・セレクション~』に比べて明らかに尖った選曲群。勿論いい意味で、です。
この「JODAN JODAN」、監修された吉沢dynamite.jp氏がブログで触れているような初CD化曲だとばかり思っていたのですが、海援隊のベストアルバムに収録されていたことを後で知った次第(とはいえベストアルバムを持ち合わせていなかった身には嬉しい限り)。個人的には、(こちらも一度『ディスコ歌謡 東芝EMI編』(2001)でCD化されてはいるものの)弘田三枝子「ボディートーク」もまた絶品なんですよね。真の愛情に気付く女心を歌いながらも、タイトルがタイトルだけにエロティックに聴こえてくる不思議な曲。この曲にも再度スポットライトを当てた『国産ディスコ・ナイト ~吉沢dynamite.jp監修編~』、めちゃめちゃお買い得ではないかと。このアルバムの存在に気付くのが恥ずかしながら遅くなってしまったのですが、音源を手に入れて国産ディスコを堪能しようと思います
ちなみに、「JODAN JODAN」が某テレビ番組で披露された映像がこっそり上がっているのですが、オリジナルよりBPMが速く、かつリズム隊が分厚いためよりダイナミックに響いてきて好みだったり(それにしてもバックになぜご年配の方々が多数いらして、しかも踊っているのか…演出意図が分かりかねるのですが、なんだかカオスです)。しかし1980年に日本武道館で披露したバージョンはそちらよりまたさらにBPMを速めているというのですから凄い…そちらはApple Musicでチェック出来ますので是非。
この速さで"J・O・D…AN!"ってなかなか出来ないんじゃないかと。