イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

「ウマーベラス」へと続く、MONKEY MAJIKによる近年の素晴らしき楽曲群

興奮してきました。

最近も『ポプテピピック』が用いていたアース・ウインド & ファイアー的な映像の親近感、そして都合いいと解っていながら”ゼロカロリー理論”に納得したくなる身には、この曲が余計に頭から離れません。

 

それにしてもここ最近のMONKEY MAJIKの楽曲、特にアルバムからのリード曲においては遊び心に溢れていたり格好良すぎだったり...もっともっと評価されていいと思うのです。

たとえば、マルーン5が80年代にタイムスリップしたかのような「Delicious」(2016)。

近未来なディスコティーク、「A.I.am Human」(2016)。

そして、EDMを自分たちのものにした「Tokyo lights」(2018)。

前2曲は以前”脱J-Pop”化するMONKEY MAJIKの格好良さ(2017年1月12日付)で以前言及しましたが、ベストアルバムのリリース後は特に、J-Pop的な落とし込みがほぼみられず、あくまで個人的にですがその方針が嬉しかったり。そして今回の「ウマーベラス」はアース・ウインド & ファイアーやシック(イントロの♪アーが「Le Freak」を彷彿とさせる)などディスコティークやファンクを自然に踏襲。お笑い芸人発の曲にありがちな(と言ってしまうと失礼かもしれませんが)チープさもなければ数年後に飽きられるような感じもしない、その音の本気度とお洒落さには脱帽します。フィジカルはライブ会場でしか買えないようなので、MONKEY MAJIKの次のアルバムに収録されることを願うばかりです。

 

そういえば、アース・ウインド & ファイアーを意識した作品といえばこちらも。

なんとこっちにもドーナツが。そういえばこの番組でマッシュアップの元ネタになったソニー系歌手の作品は公式音源化されていなかった記憶があり、非常にもったいないなと思うのです。