自分がスタッフの一員を務めるラジオ番組、『わがままWAVE It's Cool!』はFMアップルウェーブで毎週日曜午後5時からOA。サイマル放送で全国どこからでも聴けますので是非。今日の音楽特集は【夏の主役は俺だ! TUBE VS 加山雄三】という勝手に対決企画をお送りします。対決企画は「卒業」を軸とした菊池桃子さんVS斉藤由貴さんに次いで今年二度目。近年"夏といえば?"の代名詞的歌手がいないような気がして、そこでふと浮かんだ企画なのです。
さて、この二組が互いをライバル視しているかは存じませんが、夏の主役二組に関連した曲が、21年前にリリースされていますので今日はそちらを紹介。
・TUBE「君のために」(オリジナル:加山雄三 アルバム『60 CANDLES』(1997)収録)
当時にしては珍しいといえるトリビュートアルバムの収録曲。イントロを彩るギター、そして前田亘輝さんの夏声で、完全にTUBE色に染め上げています。語りもオリジナル(→こちら)を踏襲していますが、最後の"ね"がリフレインしていくのはちょっとインパクト強すぎる気も。
このカバーが素晴らしかったのか、昨年リリースの『Respect KAYAMA YUZO』にも収録されています(とはいえ、出来れば『Respect…』は新録のみにしてほしかったなというのが、良質なトリビュートアルバムの三条件(2015年2月19日付)を書いた者としての私見です)。永く夏を彩ってきた者同士のジョイントコンサートがあったなら、この曲での共演を観てみたいものです。