昨日発表された『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 日曜13時)で89位に初登場を果たしたのがポスト・マローン「Better Now」。最新アルバム『Beerbongs & Bentleys』収録曲で、アルバムが米ビルボードチャートで初登場首位を獲得したのと同日付のソングスチャートにて先行シングル2曲(「Rockstar」「Psycho」)と同時にトップ10入りを果たした人気の楽曲なのです。その曲が今になって日本でヒットの兆し…というのも、今月アルバムの国内盤がリリースされるため。来月にはフジロックフェスティバル出演が控えています。
上記は輸入盤のApple Musicリンク先ですが、国内盤は過去作から人気の3曲をボーナストラックとして収録。まずこの1枚があればフジロック対策は万全ということ(そしてそれを見据えた国内盤リリース)かもしれません。
そして国内盤の発売元であるユニバーサルミュージックジャパンではこんな企画も。
【週刊ポスト・マローンVol.1】ついに創刊!?🤣
— Universal Music Japan (@UNIVERSAL_INTER) June 8, 2018
世界を席捲する“彼” #ポストマローン を紹介するウィークリー・ニュースが創刊!第1回は「#ジャスティンビーバー “首絞め事件”の真相とは?」
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【週刊ポスト・マローンVol.2】キターーーーー!!🤣
— Universal Music Japan (@UNIVERSAL_INTER) June 15, 2018
世界を席捲する“アイツ” #ポストマローン の真実に迫る第2回は「スクープ!音楽の影響を与えた父親の知られざる過去」
今回ついにグラビア披露!?・・セクシーグラビア "ウェブ袋とじ" は、コチラから👁️👁️(笑)⇒https://t.co/a17aOvINxi pic.twitter.com/5pdiZU7dOa
ラップファンとネタ元雑誌の読者層が被るとは思えないのですが…とはいえこういう駄洒落で名前を知らしめようとしているのは日本らしいかも。
ちなみに、創刊2号の表紙最下部にある【「サイコ」が今になって全米No.1の怪】については過去のエントリーを是非。
怪でもなんでもないし、販売戦略が成功したりもしくはチャート登場楽曲が全体的に低調だったりするわけですがしかし、「Psycho」の粘り強さはポスト・マローンの人気の根強さの証かもしれません。
最後に、これは提案なのですが。CDが売れないと言われて久しい中にあって、しかしながらデジタルダウンロードやストリーミングが他国ほど進んでいない日本では、CDリリースに未だ重きが置かれている状況。ならば、ポスト・マローンのように輸入盤から遅れて国内盤をリリースするのみならず、配信のみで未CD化の作品を日本国内限定で出すというのはいかがでしょう。たとえばカーディ・Bが4月にリリースし、収録曲のうち4曲が米ビルボードソングスチャートトップ20内にランクインしている『Invasion of Privacy』が未だCD未リリースのままであり、国内盤はおろか海外でもCD化のニーズはある気がするんですよね。是非ご検討の程、お願いしたいところです。