イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

様々な解釈によるアリアナ・グランデ「No Tears Left To Cry」

今年上半期の洋楽で特に好きな曲のひとつがアリアナ・グランデ「No Tears Left To Cry」。サビは一聴して覚えられるほどにキャッチーで、さすがはマックス・マーティン一派の仕事だと納得です。

ビルボードソングスチャートでは3位に初登場以降トップ10内に踏みとどまっています。デジタル2指標(ストリーミング、デジタルダウンロード)の落ち込みをラジオエアプレイが補うようになり、最新5月19日付ではラジオエアプレイが19位に上昇。また海外でも反応が良好で、特に日本では昨日発表の『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 日曜13時)で1位を獲得するなど親しまれており、(おそらくこの曲が収録されるであろう)次のアルバムが俄然楽しみになってきました。

で、面白いのは、この曲の"ニンテンドーラボ"バージョン。実にかわいらしいのです。

テレビ番組『The Tonight Show Starring Jimmy Fallon』(NBC)で、ホストのジミー・ファロンおよびバックバンドを務めるザ・ルーツと共演したのがこちら。あの硬派なヒップホップバンドがニンテンドーラボを真剣に操るのがなんだか微笑ましく、そしてシンプルなオケにもアリアナ・グランデの歌声が映え、バランスも見事ですね。それにしてもドラマーのクエストラブ、ロボットキットが似合いますね。同番組でつい最近、"プリンスイントロクイズ"に答えるときの衣装もかわいらしいのでこちらも注目。

 

さて、「No Tears Left To Cry」の今回紹介したバージョン、"日本最大級のゲイ向け情報サイト"で紹介されていることに驚きました。

この曲が『密かなゲイアンセムとして話題になっている』(リンク先の記事より)のは知りませんでした。が、歌詞の和訳を読んで納得。特に2番の歌詞に注目で、ジャケットにおける顔に施された虹色にはそんな思いが込められたのかもしれません。

(勝手ながら引用させていただきました。問題があれば削除いたします。)

最終的にこの曲は"自分を愛そう"というメッセージを放っているわけですが、なるほど以前ここで書いたことに当てはまると思い、以前書いたエントリーを再掲しておきます。