イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

エロい歌手名・曲名問題を考える

今、このタイミングでの"改名"には驚かされました。それもとんでもない方向の変更。

どこまで本気かは解りませんが、しかしこれが事実(というかヤング・サグの本気)だとしたら、彼が客演参加した全米No.1ヒット曲は...。

ラジオDJ泣かせな改名であることに間違いないでしょう。

 

で、この件。"先輩"から助言が。

そっか、セク山さんというセックス界の大御所がいらっしゃるのでした。

(※セク山さんのDJプレイ、人間交差点フェス等で体感してそのあまりの心地よさと楽しさにヤラれた次第。今年も同フェスに登場していただきたいものです。)

 

さて、このブログでも以前、こういう卑猥な感じのものをまとめています。

ここでの作品群のうち、直接的な単語が登場するのは「Strawberry Sex」(2003)くらいでしょうか。そういえば、同時期にリリースされた椎名林檎さんのアルバム、『加爾基 精液 栗ノ花』(2003)も衝撃的な名前だったのですが、今回の"ヤング・サグ→SEX"問題も含め、話題性と少なからずの確信犯的要素があるんだろうなと想像しています。

 

さて、今回の改名騒動で思い出したのが、セク山さん以上に"大先輩"な方の存在。

公式動画はないと思ってたのですが、一昨年に新録音ながら"公式"バージョンが出ていたとは...しかもヤン富田氏のプロデュースで。なかなかにカオスです(褒めてます)。このミュージックビデオについては音楽ナタリーで言及されています。畑中葉子さん、「後ろから前から」(1980)以降大きく路線を変え、「もっと動いて」や「左手で愛して」などそっち系?の名盤珍盤を数多く輩出。その時期の作品群が4年前にBOX化されているのですが、箱の『「後から前から」にちなんで、後ろからも前からも取り出せる仕様になっている』(音楽ナタリーより)という徹底っぷりが見事です。

 

ちなみに、自分も担当するラジオ番組『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時)の次回、2月25日の音楽特集が【前・後】。大学入試にちなんでの設定だったのですが、事前打ち合わせの際、自分を含むスタッフ3名が真っ先に想起したのはこの曲でした...きちんと用意しておきます。

 

追記。この動画をチェックしようとしたら、いわゆるキリ番踏んでしまいました。

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拡散希望ということで間接的ながら引用させていただきました(問題があれば削除させていただきます)。自分、最早畑中葉子さんから離れられないみたいです。