SHINeeのメンバー、ジョンヒョンの訃報にはただただ驚くばかりです。
広くK-Popの持つ世界を見据えた音楽性、先鋭性に自分が注目したきっかけのひとつは、SHINee「View」でした。
「View」が収録されたアルバム『Odd』(2015)には、この曲を手掛けたロンドン・ノイズの他、アンダードッグスやステレオタイプスが参加。ステレオタイプスはブルーノ・マーズとのタッグで来年開催されるグラミー賞の最優秀プロデューサー賞(クラシック以外)にノミネートされており、その彼らのお墨付きをいただいたのがSHINeeだったとも言えます。ステレオタイプスはSHINeeのメンバー、テミンのソロ作にも関わっており、ブルーノ・マーズがペンを執ったことも話題に。
韓国での現段階での最新アルバム、『1 Of 1』(2016)でもロンドン・ノイズやステレオタイプスが関わっているのですが、前作『View』におけるジョンヒョンの役割を再確認して驚き、あらためて彼の喪失の大きさを痛感した次第。アルバム制作陣クレジット(→Wikipedia)では、「View」の作詞、およびアルバムタイトル曲と言える「Odd Eye」ににおいては作詞作曲にジョンヒョンの名が。後者はステレオタイプスが手掛けていることから、ロンドン・ノイズおよびステレオタイプスとSHINeeとをつなぐ役割を、ジョンヒョンが果たしていたのかもしれません。ステレオタイプスはリツイートの形で、そしてロンドン・ノイズは自らの言葉で、ジョンヒョンへの思いを綴っています。
Devastated to hear of Jonghyun’s passing. Such a wonderful person and an incredibly talented artist.
— London Noise (@LDNNOISE) 2017年12月18日
We feel honoured and blessed to have known you my friend and will miss you. Rest well brother 🌹
これら2曲のパフォーマンスを紹介し、心からお悔やみ申し上げます。