イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

”午後まり”担当アナウンサー陣の活躍を期待する

昨日は偶然にも、『午後のまりやーじゅ』関連の話題がちらほらと。

 

SNSでつながっている方が昨日、”『ひるのいこい』(NHKラジオ第一NHK-FM 月-金12時20分、土曜12時15分)の選曲がおかしい”と言っていたのが引っ掛かり、調べてみたのですが。

昨日の放送を聴いて”全然憩えない”と言っていた、その日の選曲はファー・イースト・ファミリー・バンド「地球空洞説」~コスモス・ファクトリー「ブラック・ホール」というプログレッシヴな2曲。他にも調べてみると土曜以外はいい意味でカオスな選曲ばかり。そういえば前、この番組でうさんくさいポップスとしておなじみだったジョニー広瀬「太陽に抱かれたい」も流れていたっけ。

 

この番組、平日と土曜とでパーソナリティが異なるのですが、平日...つまりカオスな選曲日の担当が道谷眞平アナウンサーで、もしかしたら彼の意向がなにかしら選曲群に反映されているのかもしれません。

 

この道谷アナウンサーが2013年春からの3年間担当していたのが、NHKラジオ第一の生ワイド『午後のまりやーじゅ』(2013-2016 月-金曜13時05分)。山田まりやさんのサブパーソナリティとして月-木曜を担当。金曜は最後の1年を現『ごごラジ!』(2016- 月-金曜13時05分)全曜日アシスタントの神門光太朗アナウンサーが務めていましたが、最初の2年を務め且つ月-木曜の中継を担当していたのが中倉隆道(りゅうどう)元アナウンサー。実は彼がNHKを辞めていたこと、昨日まで知りませんでした。というか、NHK元アナウンサーという肩書をこの番組で見て、名前の響きに聞き馴染みがありながら思い出せず、検索して”午後まり”担当だと思い出して激しく合点がいったという次第。

(昨日放送分がまだアーカイブ化されていないため番組ホームページトップを掲載。) 柿の種の世界を紹介する中倉さんの手慣れた感じはさすが中継担当者だなと実感しました。そういえば今週NHKラジオ第一の平日帯番組で、各地方局アナウンサーによる中継が珍しく行われるのですが、もしや中倉さんという人材の補完要因を見つけるためのテストでは?と考えたり(流石に大袈裟かもしれませんが)。

 

道谷眞平アナウンサーも、中倉隆道元アナウンサーもこうして活躍の場を持てていることに安堵しました。また神門光太朗アナウンサーは今度放送されるNHKと民放ラジオの共同番組でNHK代表として出演しており、”午後まり”組の飛躍は嬉しい限り、なのです。

 

『午後のまりやーじゅ』...番組開始当初は好感を抱いていたのですが、それは最初の1週間だけ。いくら道谷アナウンサーや中倉元アナウンサーが頑張っていたとして、それを塞ぐだけの違和感をメインの方がもたらしてしまったことで聴取をやめたものです。おそらく自分と同じ感覚を抱いた方が多かったのでしょう、番組は3年で終了し『ごごラジ!』が開始。そして後番組の人選等を踏まえれば、”午後まり”メインの刷新と道谷アナウンサーの待遇を維持することに局側が配慮したように思われます(その意味で『ひるのいこい』担当になったのではないかと)。

他方中倉元アナウンサーは現場を離れたものの、別の角度からその名を上げたことも良かったなと思うのです。フリーアナウンサーはピンキリの商売であり、如何に自分らしさ、自分にしか出来ない武器を作るかが勝負だと考えれば、昨日の『マツコの知らない世界』出演は大きな好機になるはず。今後の活躍に期待します。

 

いつかまた、道谷・中倉・神門各氏が再会して対談するという機会があったならば是非見てみたいものです。