放送終了直後は”これはこれで面白い”とつぶやいたのですが、段々と怒りの感情に差し替わっていきました。
今日の #kr954 に限らず、野球中継により中止となった番組の後日振替により、レギュラー番組が削られるということは毎年のようにありました。しかしさすがに75分→15分は酷いですね。【リスナー<スポンサー】という構図が見えそうです。個人的に、野球中継からの撤退を支持したくなるほど
— Kei / BreastKonaka (@Kei_radio) 2017年11月6日
『都市型生活情報ラジオ 興味R』(TBSラジオ 月曜18時 今回のエントリーでは全てTBSラジオについての紹介ゆえ、以降放送時間紹介時のTBSラジオ表記は省略します)の11月6日の放送は19時から。終了時間は普段と変わらず19時15分であるため、実際の放送時間は15分というものでした。番組側は”濃縮放送”を敢行。
きょうは19:00から19:15までの15分しかない生放送!今夜はTBS熊崎風斗アナと日比麻音子アナ!コーナー3つ、交通情報2回、生CMのすべてを詰め込んだ真の濃縮放送! https://t.co/eYAFBHqK3M #kr954 #radiko #TBSラジオきいてみて
— 都市型生活情報ラジオ 興味R (@kr954905) 2017年11月6日
生放送15分間に全コーナーと交通情報2回、3曲、生CMをつめこんだ今日のオンエアはこちらで→都市型生活情報ラジオ興味R2017/11/6/月 19:00-19:15 #kr954 https://t.co/RFWsu0Fnwx
— 都市型生活情報ラジオ 興味R (@kr954905) 2017年11月6日
(※radikoタイムフリーは、首都圏在住者以外はプレミアム(有料)会員のみ聴取可能。11月13日まで確認出来ます。)
この日は18時台に、前週土曜放送予定ながらプロ野球日本シリーズ中継のために流れた『明日へのエール~ことばにのせて~』(土曜21時)が振替されたための15分放送。TBSラジオは他にもスポンサーのついた番組が日本シリーズで放送出来なかった場合、後日別番組の枠を削る形での振替放送を毎年行ってきました。今年については下記の通り。
11月7日(火曜)
・18:00-18:30『川口技研プレゼンツ 司馬遼太郎短編傑作選』
(11月4日(土曜) 18:00-18:30放送予定分)
・18:30-19:00『自転車協会 presents ミラクル・サイクル・ライフ』
(11月5日(日曜) 18:30-19:00放送予定分)
11月8日(水曜)
・18:00-18:30『聖教新聞 presents ラジオシアター~文学の扉』
(11月12日(日曜) 21:00-21:30放送予定分)
(※10月29日(日曜)放送予定分が11月5日に放送されたため)
これらはいずれも、『THE FROGMAN SHOW A.I.共存ラジオ 好奇心家族』(火-金曜17:50-22:00)の枠を削っての振替放送。ここでいくつか疑問が。
① 日本シリーズ中継で中止となったスポンサー付番組は他にもある(『ガスワン presents 田中みな実 あったかタイム』(土曜18:30))が、レギュラー枠の放送を削ってまで放送する番組としない番組の差が生じたのはなぜか
② 『…興味R』はそもそも75分しか放送時間がないのに、そこに60分もの番組を挿入するのはなぜか
③ 『…興味R』にもスポンサー提供の生CMがあり、11月6日放送におけるそれは、スポンサーを大事にしていないと思われても仕方ない放送でした。放送枠が削られなければきちんと生CMが出来たはず。振替する番組のスポンサーと生CMのスポンサーとで優劣をつけてはいないか
④ 『…興味R』枠に挿入された番組は録音であり、18時台は交通情報を流せません。交通情報を軽視してはいないか
⑤ TBSラジオの公式Twitterアカウントには振替番組の情報は流れず。各番組のアカウントで発信されていますが、振替番組の中にはアカウントがないものも。局のホームページ同様、情報提示を徹底しなかったのはなぜか
これらの疑問で見えてきた(と個人的に感じる)のは、ツイートしたとおり局が大事にしているのは【リスナー<スポンサー】ではないかという姿勢。そして同時に、【スポンサーの中で優劣を決める】というものです。正直、今回の日本シリーズ関連施策によって自分の中でのTBSラジオへの信頼度は一気に落ちました(聴取率を公表しなくなったことと含め、今年はダブルパンチです)。6日放送の『…興味R』には賛否両論あるかもしれませんが、局の施策を快く思わない番組側がヤケになったとしても、自分は番組側の味方に付きますし応援します。また、仮に③において、生CMスポンサー側ではなく、振替番組のスポンサー側が早期での振替放送を強く願い出たのだとしたら、その思いは解れど、あまりに自己主張が強いと思ってしまいます。無論、ヤケについてもスポンサーの件についても、あくまで仮の話ではありますが。
TBSラジオについてはこの秋、このような”噂”が流れました。
上記問題の解決策は、『…興味R』ではなく尺の長い『THE FROGMAN SHOW…』に振替番組を用意すればいいということも一案ではありますが、個人的にはどうも【】内で示したような、局の意識の問題のような気がしてならず、ならばこのエントリーの表題通り野球中継を終わらせるという英断を下してほしいと思うのです。日本シリーズに限らずレギュラーシーズンにおいても、首都圏ラジオ局が一斉に野球中継を行うより、中継するしないで差別化を図ってほしいと考えるリスナーは少なくないはずです。