イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

芸能界への願い、そしてネットの立ち位置...昨日の今日で思うこと

夢のある、夢を与える世界の住人が笑顔を亡くしてはいけないと思うのです。まして、誰かの自己保身のために犠牲になってしまうことはあってはならない...そのことを、稲垣吾郎さん・草彅剛さん・香取慎吾さんと”森くん”こと森且行さんとの再会であらためて感じた次第です。

記事に写真が載るだけでもすごいこと...と思ったのですが、それが本来は当然のこと、なんですよね。

72時間ホンネテレビ』(AbemaTV)で昨日、6時間強に渡って行われた再会企画、本当に興味深く拝見させていただきました。内容も実に良かったのですが、この企画の概要について思ったことを書き連ねるならば。

3つ目のツイートについて補足するならば、公開されたものを用いていわゆる電凸などをせよということでは決してありません。既存メディアが『芸能プロに対する忖度』(片岡K氏のツイートより)を繰り返すことで、彼らをはじめ、のんさんなどの才能ある方々が表舞台に立てないという憂き目に遭っています。どの事務所が圧力や忖度に肯定的かの表が示されれば、そしてその肯定的な事務所をどのメディアがより多く用いているかが判れば、表を見た方は自ずと、ゆっくりとですが着実にメディア離れを起こすはずです。時間がかかるかもしれないからといって電凸や罵倒表現等を行うならばそれは業務妨害であり、更にはネットが牽引していると捉えて忌み嫌う者もいるでしょう(現にネットに未だに懐疑的な人は少なくないのはそういうことが理由だと思われます)。ならば、どの事務所が出なかったかの”事実”だけを抽出し、それを主観や演出等の色付けを施すことなく書き出し、受け手に判断してもらうことこそ、(既存メディアが行おうとしない)ネットだからこそのやり方だと思いますし、そのアプローチは同時に、メディアのやり方(圧力に屈する、過剰に忖度する、報道において主観や演出を施す等)を変える可能性をも持ち合わせています。見た人を過激にさせ電凸等をさせかねない表現をネットが用いたとしたら、そのやり方は特に報道においての既存メディアのそれと変わりません。そこは注意していただきたいところです。

 

 

自分が理想とするのは、しがらみのない芸能界。ブラック企業やブラック校則(『荻上チキ Session-22』(TBSラジオ 月-金曜22時)において荻上氏が用いた表現)等に苛まれる人々がせめてテレビや映画等を観て救われたい、気持ちを軽くしたいと思ったとき、その発し手にもブラックな部分が見えてしまうと辛くなるものです。また、芸能界もブラックなのだから...と実生活のブラックさを受け入れることにもなってしまいかねません。自分が今日ここで述べたことがはっきり言って理想論だと言われればそれまでですが、理想論って実は大事なものだということは以前はっきりと記載しています。