先月リリースされた、大黒摩季さん久々のシングル「Lie, Lie, Lie,」。アニメ『名探偵コナン』主題歌と聞いて”察した”方も少なくないでしょうが、今作からビーイングに復帰しているんですね。
9月12日放送の『うたコン』(NHK総合 火曜19時30分)で「熱くなれ」と共にこの曲を披露。復帰第一弾がまさかラテンとは!と驚いたものです。
が、よくよく考えればビーイングはラテン好き、なんですよね。彼女自身、1995年に「いちばん近くにいてね」(→YouTube検索結果)をリリースしています。そしてこの方。
・小松未歩「砂のしろ」(2004)
現在はほぼ引退状態という彼女。翌年リリースされたアルバム、『小松未歩 7 〜prime number〜』にも収録されているのですが、このアルバム、彼女の作品の中でも非常に完成度が高いと聞きます。
そして、グループそのものがラテンを意識している方たち。
・BON-BON BLANCO「BON VOYAGE!」(2004)
アニメ『ONE PIECE』テーマソングで、この曲が唯一となるオリコントップ10入り。コロムビアミュージックエンタテインメントからリリースされるも音楽制作はビーイング作家陣が担当。作詞家クレジットは佐々木美和さんの変名であり、作曲の大島こうすけさんと共にSO-FI(ソフィー)というバンドを結成(別途ボーカルが存在)。このSO-FIもまたビーイングでした。
・KEY WEST CLUB「夢はマジョリカ・セニョリータ」(1992)
デビュー曲「お誂えむきのDestiny」(1991)もラテン風味でしたが、ラストシングルとなるこの曲でのラテン度合いはさらに高まっていますね。中谷美紀さんと東恵子さんによる、桜っ子クラブさくら組発のアイドルユニット。こちらも音楽制作はビーイング...ですが、作詞作曲のクレジットにはどうやら紆余曲折が。メロディがあのアニメ主題歌に似ている件もその経緯から伝わってきます(実際はこの曲もアニメ主題歌も同じ方による作曲ではあるのですが)。
掘り下げていけばまだまだ出てくるはず。ビーイング好きな同級生にもリサーチしてこようと思います。