米ビルボード、最新8月26日付のアダルトR&Bソングスチャートで29位に初登場を果たしたのがリアンドリア(・ジョンソン)「All I Got」。
80'sサウンドっぽいはじまりの曲ですが、音の薄さを何ら感じさせないのは、リアンドリアの歌唱力の確かさゆえでしょう。地味ではありますが良曲。昨年、32歳の若さで亡くなった弟のグレゴリー(・A・ジョンソン)に捧げられています。
この「All I Got」、R&B部門のチャートに登場しているのですが、リアンドリア・ジョンソンはゴスペル畑の方。「All I Got」を収録したアルバム、『Bigger Than Me』(先月発売)の商品内容にリアンドリアのバイオグラフィーが掲載されていますので、下記リンク先を参照してください。
オーディション番組出身ということで実力は確かなもの。それを証明するのが、レーベルメイトでありアメリカを代表するゴスペルシンガー、マーヴィン・サップのトリビュートにて、彼の代表曲「Never Would Have Made It」を歌う姿。
魂のすべてを出し切るような歌唱の逞しさたるや。最前列で聴いていたマーヴィン・サップのリアクションも含め、どれだけ素晴らしい内容か理解出来るはずです。今年のはじめにシングル化されています。
この素晴らしさに押され、アルバム『Bigger Than Me』を手にしてみようと思います。収録曲は下記に。