個人的な趣味ながら、毎年上半期と下半期、そして年間を通して邦楽のベストソング集を選出しています。というわけで、今年もこの季節がやってきました。
<2017年上半期 私的邦楽ベスト (2017年6月25日作成)>
◯ 作成時のルール
・今年上半期に発売されたシングル、またはアルバムからの先行配信曲で、基本的にミュージックビデオが制作された曲から選出(ただし一部例外有り)
・1組の歌手につき1曲。ただし客演曲の場合はその限りではない
・1枚のCD-R(80分弱)に収まるように編集。歌手名の前の数字はトラックNo.であり順位ではない
◯ YouTubeにミュージックビデオが掲載されている曲はYouTubeのリンクを、弊ブログで言及している曲にはブログのリンクを掲載
01.T-Groove feat. B.Thompson「Move Your Body (Radio Edit)」(→YouTube)
03.G.RINA feat. 土岐麻子「All Around The World」(→YouTube)
04.女王蜂 feat. DAOKO「金星」
06.w-inds.「We Don't Need To Talk Anymore」(→YouTube ブログ)
07.Doughnuts Hole「おとなの掟」
08.平井堅「ノンフィクション」(→YouTube ブログ)
09.ONE OK ROCK「We are」(→YouTube ブログ)
10.MONDO GROSSO「ラビリンス」(→YouTube ブログ)
13.ゴスペラーズ「Fly me to the disco ball」(→YouTube ブログ)
14.レキシ「KATOKU」(→YouTube)
15.ベッド・イン「男はアイツだけじゃない」(→YouTube)
16.NakamuraEmi「大人の言うことを聞け」(→YouTube ブログ)
17.Alfred Beach Sandal + STUTS「Horizon」(→YouTube)
18.RHYMESTER「マイクの細道」(→YouTube)
19.三浦大知「Darkest Before Dawn」(→YouTube ブログ)
total time:1:18:52
ミュージックビデオ未制作、もしくは制作し公開しながらも期間限定のものが少なくなく、映像等で紹介出来ないのは残念です。
一曲目に選んだT-Grooveについては下記に詳細が掲載されています。
青森県出身ということ、そして以前リーダー作を取り上げた、ゴスペル/R&Bギタリストの上條頌さんなどが参加していることなどで個人的に要注目のプロデューサー。フランスからのリリースゆえ邦楽に入れるのはどうなのかなと思いつつも、その音には抗えず選出した次第。至極勝手ながら、『わがままWAVE It's Cool!』(FMアップルウェーブ 日曜17時)の今月エンディングテーマに同曲を選ばせていただきました。1970~80年代のディスコティークを現代にブラッシュアップさせたT-Groove氏の楽曲群、当時ディスコで遊んだ方なら間違いなく惹かれるはずです。
前半は「Move Your Body」からの流れで80年代を意識したサウンドから最近の流行を完璧に自身のモノにしたw-inds.まで、ダンスミュージックを網羅。シリアスで刺さる音や詞世界の作品群を経て、復活したMONDO GROSSOと小沢健二さん、そして新鋭のベッド・インに至るまでを配置。ベッド・イン...失恋を忘れて次へ行こうという思いと後悔の念とが絶妙にブレンドされた歌詞が巧いなあと唸らされまくり。同性に支持されるのがよく分かりますね。
Alfred Beach Sandal + STUTS「Horizon」は6月18日付のJ-WAVE TOKIO HOT 100で初登場していたのを機に知り、ひと聴き惚れ。そのタイミングで音楽プロデューサーの松尾潔氏もお気に入りだとつぶやいています。こういうざらつきのあるヒップホップ的音世界なR&Bが好きなんだよなあと再認識した次第。そして最後は希望を謳う、切り拓く歌達で締めてみました。
下半期はどういう音楽と出逢えるでしょうか。RHYMESTERのニューアルバムも出そうな雰囲気ですし、復活した小沢健二さんがフジロックに出るということはもしや同日のCorneliusと...?との噂(という名の希望)も。そして椎名林檎さんにはそろそろアルバムを期待したいところです(Doughnuts Holeのフィジカル化も希望)。