イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

三浦大知「Cry & Fight」に携わったSeihoの最新動向

昨年の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系)出演を機に三浦大知さんがメディアに登場する機会が増えて嬉しい限り。そして今週リリースされたアルバム『HIT』に関してこんな話題が。

三浦さんと満島ひかりさんは元Folderという”盟友”。満島さんが出演した『カルテット』の最終回放送日に三浦さんのアルバム『HIT』が店着というタイミングもまた嬉しいところ。今日木曜7時台の段階でも双方1位を記録しています。共に好きな作品なだけに嬉しい限り。 

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Doughnuts Hole「おとなの掟」は、最新3月27日付ビルボードジャパンソングスチャート(Hot100)で16位を記録し次週のチャートでの上昇が見込まれます。また三浦大知『HIT』はCDセールスのみのデータですがオリコンの3月21日付デイリーチャートにて3位発進し好スタートを切っています。

 

さて、『Mステ』で披露され、『HIT』収録の先行シングルでもある「Cry & Fight」で三浦大知さんの存在を知り、その高度なパフォーマンスに度肝を抜かれたという方は少なくないでしょう。

この曲、三浦大知さんの楽曲をこれまで手掛けた来たUTA氏に加え、Seiho氏を初めて制作に加えて生まれた楽曲。ジャンルレスで組曲的な要素も持つ、今までにないタイプの楽曲となりました。これをこなす三浦大知さんのポテンシャルの高さも素晴らしいですね。

Seiho氏については以前ブログで触れたのですが(彼が所属するユニット、Sugar's Campaignについても別途記載したことがあります)、そのSeiho氏もまた最近新作をリリースしたばかり。

しかも先週Seiho氏はドイツで行われた世界最大のIT展示会、ドイツCeBIT2017における日本のショーアクトに曲を提供。このショーアクトの総合演出は、昨年のオリンピックセレモニーも手掛けたMIKIKO氏。日本を代表するクリエイターが集結した今回のショーアクトにSeiho氏も選ばれているというのは、実に素晴らしいこと。

上記ツイートのリンク先、6分25秒あたりからSeiho「Plastic」のリアレンジ?バージョンが流れます(オリジナルはアルバム『Collapse』(2016)収録)。新作EP『UNREAL』共々、是非チェックしてください。

 

 

今回のCeBIT2017のような、世界に日本のエンタテインメントを轟かすというイベントにおいて、そう遠くない未来に三浦大知さんが出演する日が来るのではないか…このショーアクトを見てふと思った自分がいます。それこそ先週土曜に放送された『古舘伊知郎ショー THE・マッチメイカー』(テレビ朝日系)で古舘さんが小池百合子東京都知事にプレゼンしたようなことが叶う日が来るかもしれません。Seiho氏とタッグを組んだこと、そしてそこから生まれた「Cry & Fight」はもしかしたら”世界標準”の礎ではないか思ったりしています。