イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

ぼくのりりっくのぼうよみと自分が好きな吟遊詩人がつながっていた

1月25日にリリースされたアルバムに興味深いものが多く、また聴いてみたらこれが良作ばかりなのです。土岐麻子『PINK』、Suchmos『THE KIDS』そして、ぼくのりりっくのぼうよみ『Noar's Ark』。これに1月18日リリースのSKY-HI『OLIVE』も含めれば相当な豊作となり、財布面では嬉しい悲鳴が…という事態。Da-iCE『NEXT PHASE』も購入したのですが、こちらについては後日書ければなと。

 

その中で今日紹介するのは、ぼくのりりっくのぼうよみ『Noar's Ark』。2月2日放送の『SONGS』(NHK総合)で地上波に初登場しており、知名度は徐々に高まることでしょう。番組で披露し、アルバムの冒頭を飾る「Be Noble」は映画『3月のライオン 前編』(3月18日公開)の主題歌として後日シングルカットも決定。映画のヒット次第ではブレイクも期待出来ます。というかしてほしいと強く願うばかり。

ラッパーでシンガーという肩書きのようですが、アルバムで時折見せるポエトリーリーディング的な側面が個人的にはとりわけ好みで、18歳とは思えない声の深みと説得力に痺れるばかり、なのです。アルバムのトレーラーは下記に。

で、そのポエトリーリーディングや声の良さから、個人的には”吟遊詩人”の小林大吾さんを想起したのです。小林さんについては以前、タケウチカズタケさんをフィーチャーした「処方箋/sounds like a lovesong」を弊ブログにて紹介しました。

勝手ながらふたりに共通点があるのではないか(いや、あってほしい)と思い、Yahoo!で二人の名前を入力して検索したところ、最上位になんと…!

しかもこのつぶやきの後には自身のライブにて、キーボーディストのタケウチカズタケさんを迎え、さらにデザイナーでもある小林大吾さんにグッズデザインをお願いしていたとのこと。

つながりが生まれていたことにただただ嬉しくなりました。

ちなみにタケウチカズタケさんが参加した、ぼくのりりっくのぼうよみ「noiseful world」のライブ映像(上記ライブとは別日)もアップされていて、タケウチさんが動画を紹介がてら、その日の模様を振り返っています。

ぼくのりりっくのぼうよみ noiseful world ライブ映像 - Kaztake 42 music(2016年8月20日付)

 

こうなったら、近いうちに是非とも、ぼくのりりっくのぼうよみ小林大吾さんとの共演が実現してほしいと強く思うのですが如何でしょう。そして、小林大吾さんをスタジオライブアクトとして呼ぶのみならず番組グッズもお願いしている『ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル』(TBSラジオ 土曜22時)つながりで、ぼくのりりっくのぼうよみもゲストとして呼んでほしいですし、レコード会社が同じよしみでRHYMESTER主催の音楽フェス【人間交差点】(5月14日開催)に、その二組を招聘してほしい!…なんて夢ものがたりを考えたりもしています。