イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

【追記あり】 現役アナウンサーの死去に対してまで、地元放送局の対応はずさんではなかったか

エフエム青森で開局時から活躍したアナウンサー、平山早苗さんが亡くなりました。

知ったのは昨日の朝。弊ブログに、彼女が亡くなったというワードで検索してたどり着く方が増えていたことに疑問を覚え探した結果、同局パーソナリティの稲葉みどりさんのブログを引用したツイートを発見。ただただ驚いています。

同じくパーソナリティの境香織さんもブログで追悼文を寄せています。

 

 

弊ブログではエフエム青森に対する疑問を指摘し、批判を続けています。リスナーも曲もそして歌手をも大事にしない姿勢に疑問を抱き、同時に番組モニターを廃するなどでリスナー目線での評価を受け付けない方策ゆえここで書くしかなく、ただし改善してほしいという思いを込めて単なる非難ではない、改善案を含む提言の形を採らせていただいています。

アナウンサーに関しては、技術的な面でのレベルが決して高いとはいえず、平山さんにおいても、たとえば提供クレジットにおける”○○の提供でお送りーしますっ”という独特のイントネーションが引っ掛かったり(フリートークならまだしも、定型文で独自の喋りの癖を用いることは正しいと思えませんでした)、平日夕方帯の『ラジモット!』担当時における独特なテンポが若手DJ陣や流行主体の曲と乖離していたように思っていました。

しかしながら平山さんが素晴らしかったのは、凛としたその姿勢でした。以前一度だけ拝見したことがあるのですが、青森市アスパムからの公開生放送時、ストップウォッチを首から下げて(おそらく)ディレクションしている姿には惚れ惚れしたのを覚えています。また彼女の喋りにはエレガントさや知性があり、それこそ今の『ラジモット』担当アナウンサーに欠けている(と何度も指摘させていただいている)部分。若手アナウンサーを厳しく指導して欲しかった...と思えてなりません。

 

『ラジモット!』今週月曜放送回の最後で、平山さんが亡くなられたことの報告があった模様です。局にとって唯一の生ワイド番組であるため、局からの言葉と置き換えてもいいでしょう。

平山アナウンサーのご冥福をお祈りします。

 

 

 

ただ...このタイミングで書くのは本当に申し訳ないのですが、あまりにも無礼だと思ったのであらためて表明させていただきます。

Twitterに昨日掲載した自身の思いを転載(引用)。

これは今朝の段階でも変わらずであり、エフエム青森のホームページには追悼の言葉が見当たりません。

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唯一の生ワイド番組『ラジモット!』のブログでも同様です。ちなみに先に触れたラジオでの訃報の報告は、Twitterの反応を見るに12月5日と思われます。

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スマートフォンのキャプチャですが(ゆえに一覧表示となっています)、エントリーに”つぶやき”と書かれているものは番組公式Twitterアカウントの同日分の取りまとめ、そして現段階での最新エントリーはこちら...実はこの文章、冒頭で取り上げた稲葉みどりさんの文章が丸々転載されたものなのです。

いや、転載は稲葉さんの意思で行われたものかもしれません。が、ならばなぜ現担当者や開局当初から共に闘ってきた鈴木アナウンサーの声を載せないのでしょう? 追悼の意思がないのではというのはさすがに考え過ぎでしょうし、局内でバタバタしているのは容易に想像がつくとはいえ、ここまでネットでの対応がなされていない現状を不満に思い、局側があまりに平山アナウンサーに対して冷酷だと捉える方は間違いなくいらっしゃるはずです。

 

『ラジモット!』番組内で追悼したから...と言われればそれまでかもしれません。ですが、エフエム青森radikoプレミアムに未加入のためタイムシフト聴取で確認することも出来ません。そしてホームページでの半ば無視と捉えられてもおかしくない対応...局のネットへの考えが浅い(ツイートした通り、ネットを副次的と捉えている)という点もあらためて判りましたが、冒頭で書いた『リスナーも曲もそして歌手をも大事にしない』姿勢がまさか局内の人に対してまでとは思いませんでした。これでは平山アナウンサーが不憫でなりません。

 

 

あらゆるものを大事にしない姿勢は、最近も訃報に触れずじまいのFM局に悲しくなる(11月17日付)で取り上げましたが、それが更に深化した形と言っても過言ではありません。エフエム青森はこれ以上イメージを悪化させてどうしようというのでしょう。番組編成アナウンサー役員...全ての改革が必須だと痛感しますが、このままでは改革以前にスポンサーにすらそっぽを向かれてしまうのではないかと。そうすれば改革どころではなく...もはや手の施しようがないところまで達している気がしてなりません。

 

 

※ 追記(12月11日22時12分)

今回のエントリーに関しては非常に不快であるとの指摘を、暗にではありますがいただきました。

私のスタンスを書き添えるならば、決して対象を誹謗中傷を込めて”非難”しているのではなく、どうにかして良くなっていただきたいという思いを込め、時に提言等を添える”批判”を行わせていただいています。今回も”批判”に基づくものです。

ただし、今回のエントリーのタイトルにおいて、当初”すさんな地方放送局”と記載しましたが、断言はさすがに非難という誤解を招きかねないという反省から、タイトルを【現役アナウンサーの死に対してまでもずさんな地元放送局】から今回のものに訂正させていただきます。

 

また、今回の弊ブログへの指摘が”暗に”行われていることを重く見て、連絡先等を記載したエントリーを別途用意しました。下記にリンク先を掲載しますので、どうぞよろしくお願いいたします。