今日は「Hello」という同名異曲について。
『J-WAVE TOKIO HOT 100』(J-WAVE 日曜13時)、最新11月27日付チャートで93位に初登場を果たしたのが、信近エリ「Hello」。
ドラマティックな展開の曲ながら、彼女の適度に抑えた歌唱が大仰になりすぎず、ゆえに心地よく響いてきます。巧い歌い手だと実感しますね。
この動画の説明にて彼女のプロフィールが詳細に綴られていますので是非ご確認を。『Lights』(2004)、『hands』(2009)に続く7年ぶりのミニアルバム、『III -THREE-』に収められているのがこの「Hello」。彼女がレギュラー出演した昨年の『水曜歌謡祭』(フジテレビ系)は放送区域外ゆえチェック出来ませんでしたが、同様にレギュラーだった三浦大知さんが今週、今年3度目の『ミュージックステーション』(テレビ朝日系 金曜20時)に出演決定しており、『水曜歌謡祭』がレギュラー陣の活躍の幅を広げるきっかけとなったことは間違いないでしょう(信近さんも同年rhythm zoneと契約し今作のリリースに至っているわけですから)。アルバムには、ドラマ『ふれなばおちん』(NHKBSプレミアム)主題歌「君の声を」、薬師丸ひろ子さんのカバー「Woman "Wの悲劇"より」も収録されています。
個人的には、大沢伸一さんがプロデュースしたファーストアルバムのタイトルトラック、セカンドアルバム収録でさかいゆうさんが提供した「きみなんだ」が大好きで、彼女の復帰は嬉しい限りなのです。
さて、「Hello」といえば昨年から今年にかけて大ヒットしたアデル(の曲)を真っ先に思い浮かべる方が多いでしょう。その曲に真正面から挑んだR&B歌手、ジョーによるバージョンもまた美しい仕上がりとなっています。
本家アデルによるミュージックビデオ公開からわずか2週間後に登場したこの動画で、ジョーの実力の高さを改めて実感したのは自分だけではないはず。そのジョーのニューアルバム『#MyNameIsJoeThomas』が今月リリースされ、「Hello」のカバーも収められています。アルバムの詳細はbmrでご確認を。
R&B/ソウルミュージックサイトのSoulTracksでも高評価となっている今作、国内盤リリースをPヴァインが名乗り出て12月14日リリースされることも決定しました。アップルミュージックやAmazonなどのストリーミングで『#MyNameIsJoeThomas』を現在聴けないのが非常に残念ですが(聴取の上で気に入ればフィジカルで購入しようと思っていました。デジタルダウンロードも不可の模様なのは正直言って不可解ですが)、先行シングルを聴いて購入を検討してみます。それにしても、先行シングルの「So I Can Have You Back」は「Hello」に展開が似ている気がしますがこれはこれでアリですね。