今年、米ビルボードシングルチャートで通算10週もの首位を獲得した、ドレイク feat. ウィズキッド&カイラ「One Dance」が、ビルボードの"夏ソング"チャートを完全制覇しました。記事は下記に。
夏ソングチャートこと"ソングスオブザサマーチャート"は米ビルボードが1958年にスタートした夏ソングチャート。同チャートの歴史(毎年のトップ10)は下記に網羅されています。
夏ソングチャートといっても、タイトルやテーマが夏という曲だけを集計するのではなく、6月18日付から9月17日付までの14週間を夏期間と定め、その間のシングルチャートを積算して出すというもの。つまり、最終9月17日付のチャートはこれまでの14週分のトータルとなっており、その週での1位が米ビルボード認定の"夏ソング"となるわけです。9月17日付のチャートは下記に。
「One Dance」はシングルチャートでは既に、5月21日付で首位を獲得しており、ソングスオブザサマーチャート開始時も総合で首位(ゆえに同チャート初登場1位)。最新チャートでは9位まで下がってはいるものの、これまでの貯金により1位の座に居続けた結果、今年のソングスオブザサマーチャートは「One Dance」が1週も首位を譲らない完全制覇という形に。これは2010年のケイティ・ペリー feat. スヌープ・ドッグ「California Gurls」、2014年のイギー・アゼリア feat. チャーリー・XCX「Fancy」に次いで3例目となります。
今夏を制した「One Dance」、このまま波に乗って年間チャートも制するのでしょうか。