あくまで個人的なタイムスケジュールではあるのですが、木曜午後に楽しみにしていたラジオ番組が、今日相次いで終了します。
ひとつは『face』(JFN系 月-木曜13時30分)。曜日毎のパーソナリティが番組を彩ってきましたが、特に玉川美沙さんが担当する木曜を好んで聴いていました。リスナーからのメッセージに爆笑しても周りを引かせることのない品の良さ、自身の鉄オタを発揮したコーナーでも電車への愛情だけではなく電車の素晴らしさをリスナーへ伝えたいという気持ち(独りよがりにならないところ)も垣間見られ、無論イントロ乗せ等のDJスキルも高い方でした。なによりゲストコーナーが素晴らしく、前CM中の談笑の流れで自然にコーナーが始まると、開始1~2分はゲストの自己紹介がないもののその間にゲストの趣味や人柄を引き出すことで、リスナーがそのゲストに(失礼ながら名前を聞いただけでは)興味が湧きにくい方であろうと玉川さんが引き出すキーワードによってリスナーに自然と興味を抱かせることが出来たのです。ゲストコーナー冒頭において敢えて自己紹介を遅らせるというやり方は他の曜日でも同じだったと思うのですが、この点においては玉川さんしか自然には出来なかったと断言します。それだけに、このトークスキルを聴くことが出来なくなるのは、その技術を学べなく(盗めなく)なるという意味においても大きな痛手です。
そしてもうひとつは『ミュージックプラザ』(NHK-FM 月-木曜16時)。矢口清治さんが担当する木曜日を特に好んで聴いていました。番組終了にあたっての私見を以前記載したのですが、ついにその日が来てしまいました。
最終回の特集は【第47回 リクエスト・スペシャル~また逢う日まで】。当初、”また逢う日まで”という副題はなく、3週ほど前にあって急遽変更したと矢口さんがおっしゃっていたのを聴き、確証はないもののこれはもしや復活の可能性が?と希望的観測をしています。『ミュージックプラザ』の復活を望む声が既に多く寄せられており、近いうちの復活もあり得ると判断してのことではないか…と。復活を望む声は是非NHKへ送っていただきたいという思いは以前弊ブログでも記載したのですが、それが実を結ぶならば嬉しいですね。
ラジオ各局の春改編は各局のタイムテーブルがすべて出揃っていないため断言は出来ませんが、あくまで個人的には木曜に聴きたい番組がなくなったこと、そして(『face』をネットしていた)エフエム青森でリアルタイムで聴きたい番組が消滅したことは非常に大きなことです。