全米アルバムチャートでマドンナを抑え初登場1位を獲得、2週目も2位と好調の『Empire 成功の代償』サウンドトラック。このサントラがアメリカではフィジカルでも販売されているにもかかわらず、日本ではタワーレコード、HMV共に4月にならないと手に入らないという不可解を以前記載しました。
・全米最新チャート初登場1位、『Empire 成功の代償』サントラが日本では極めて手に入りにくい状況に - face it (3月19日付)
そこで、タワーレコードおよびHMVに質問を送付し、その結果が帰ってきました。
質問はおおよそこのような内容。前回のブログエントリーの直後、各CDショップのホームページ内問い合わせ経由にて送付しました。
アメリカでは3月10日に発売済なのですが(そしてAmazon.comでも在庫有りとなっています)、御社では4月7日となっています。
そこで、
①商品の発売について、日本とアメリカではなぜ4週間ものずれが生じているのでしょうか。
(競合他社でも同一品番が4月7日発売となっていますが…)
②サントラのWikipediaによるとデラックス盤が存在するとのことですがデラックス盤は取扱するのでしょうか。
この2点について回答いただければ幸いです。
上記の回答を両CDショップよりいただきました。掲載の有無については伝えていませんでしたので、掻い摘んで紹介させていただきます。
先に届いたのはHMV(3月21日付)。
弊社取引先より連絡を受けました商品情報、 及び取り扱いに関する情報をご案内させていただきます。
弊社では上記商品情報(HMVでの通常盤の情報の意)の取り扱いとなり、他社様の取り扱いや入手経路などにつきましてはわかりかねます。
また、「デラックス盤」の商品の取り扱いについて、 現在のところ未定でございます。
遅れること5日。タワーレコードからは一昨日回答が。
輸入盤の場合、現地の発売日が表示されないことがございます。わかりづらくご迷惑をおかけして申し訳ございません。
デラックス盤につきましては、パッケージ化されていないとのことです。
双方とも、ご連絡くださったことに感謝申し上げます。
今回の問い合わせにおいて判明したことは、【アメリカでは3月に発売されているものの、取引先の情報では日本においては4月7日取扱開始の模様】、【豪華盤はパッケージ化されていない】、ということ。また、【他社と情報をすり合わせているわけではない】ということです(この点においては、こちらの手に入らないという思いから生じる邪推は否めず、ですね。お詫び申し上げます)。
とはいえ、輸入盤が日本に入って来ない、完全な理由にはなっていないような気がして疑問は薄ぼんやりと残っているのが正直なところです。そんな感覚を抱きつつ、どちらかからフィジカルで手に入れようとは思うのですが、手にしてから国内盤発売(それもデラックス盤として)のアナウンスがあったとしたら…と思うと、なかなか注文に踏み切れない自分がいます。
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…と、この文章を書いたのが昨日の夜なのですが、今朝タワーレコードの商品情報を見ると”在庫あり”との表記が。発売日も3月10日に訂正されています。これはいったい…?
・Empire Cast/Empire: Season 1 - TOWER RECORDS ONLINE
”ここまで売れるとは思わなかったのでサントラの導入をスルーしていた”って理由はさすがにないと思うのですが。果たしてどういうことなのでしょう…在庫ありは素直に嬉しいのですが、やはりなんだか釈然としません。