イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

おいらせ町情報番組の開始と、再燃する局への違和感

エフエム青森にて、おいらせ町を紹介する番組がスタートしたので、勝手ながらご紹介させていただきます。

■ 毎週水曜日 昼 12:00~12:30 放送 ■

周波数 (八戸)78.4MHz ・ (上北)84.3MHz

★☆ 番組名 ☆★

 おいらせ町情報発信番組

  【 OH!いらっせ♪ ~ぐるっとイイとこラジオ~ 】

・おいらせ町 - おしらせ - おいらせ町のラジオ情報番組放送開始!(7/9付)より

エフエム青森ではなくおいらせ町のホームページから情報を引用させていただいたのですが、実は現段階(放送終了後約半日経過した7/10 23時現在)において、エフエム青森にて番組情報が掲載されていないんですよね。タイムテーブルにもその表記がありませんでした。なので、半ば突然の放送開始に驚かされました。

ただ、調べてみると今日の新聞等のラテ欄では掲載されていました。そこで聴いた内容を踏まえ、水曜のタイムテーブルを掲載するならば、

11:30 ONCE(JFN系)(飛び降り。この飛び降りのタイミングは他曜日と同様)

11:51 地域情報・天気予報(エフエム青森)

12:00 OH!いらっせ♪ ~ぐるっとイイとこラジオ~

12:30 Music Remark(JFN系)

12:46 快適生活ラジオショッピング

12:52 ONCE(飛び乗り)

となります。『ONCE』は飛び乗っても最後の1,2分だけなんですね。

 

以前、八戸市南郷区の情報番組がありましたが、その番組は毎週木曜12時台の55分間のオンエアでした。てっきり同様の形になると思っていたので、おいらせ町の情報番組の配置が水曜の30分番組となっていたのは意外でした。

 

 

さて、音楽業界においては"水曜日"が重要な日に当たるものと考えます。というのもこの曜日がCD発売当日に当たるわけで、たとえば『ONCE』のゲスト出演者で仮に出演日が発売当日に当たる場合にはいつも以上に気合いが入っているでしょうから、そのゲスト出演者の声が届かなくなるのはゲスト出演者にとっての機会損失になりかねません。(ただしその点は、新譜紹介番組『Music Remark』である程度代替(カヴァー)はできているのかもしれませんが。)

 

 

それにしても、先に引用したおいらせ町のホームページでもその紹介が放送開始の前日であり、ましてやエフエム青森自体においては事前告知が一切無いのはどういうことでしょう。

これまでの市町村情報番組でも散見されましたが(だからといってそれが良いということでは一切ありません)、事前告知がないということは、例えば今日において考えれば、『ONCE』を楽しみにしている青森県のリスナーにとっては突然の飛び降りになるわけですから、愕然としてしまいかねません。そしてその愕然とした思いを抱いたままおいらせ町の情報番組に接するわけですから、おいらせ町の情報番組に対してリスナーがマイナスの心象を抱くのは自然なことかもしれません。

(ちなみに『OH!いらっせ♪…』は女性DJ3人による番組。和気あいあい感が強いなというのが個人的な第一印象でした。その和気あいあい感が、ともすれば散らかった印象になりかねず、それもマイナスの心象になり得る要素かもしれません。)

 

以前掲載したタイムテーブル私案(弊ブログ 5/24付エントリー参照)と異なり現在のエフエム青森のタイムテーブルは曜日毎のきれいな帯ではありません。

五所川原市『走れ!ゴショガールズ ~五所川原やってまレディオ』

  毎週土曜 12:30-13:00

青森市中心市街地『Radio City AugA / Radio City AugA Friday』

  毎週月-木曜 16:00-16:35 / 毎週金曜 15:30-15:55

大鰐町『OH! WANIきいて~湯の郷 雪の郷 りんごの郷 おおわに』

  毎週金曜13:00-13:30

・おいらせ町『OH! いらっせ♪ ~ぐるっとイイとこラジオ~』 毎週水曜 12:00-12:30 ←NEW

自分の私案が理想論と言われればそれまでです。しかしながら、市町村の情報番組(緊急雇用対策事業)は積極的に取り組むというのが今年度の局の方針(弊ブログ 6/14付エントリー参照)であるのならば、市町村情報番組を帯化してあらかじめ枠を用意し、他の番組を崩すことを避ける(飛び降り・飛び降りを極力減らす)ように工夫すべきではなかったでしょうか。そうすれば、急遽放送終了となりリスナーに違和感や不満を与えることは減るはずです。

 

そして同時に、市町村に対しても失礼ではないかと思うのです。この枠の与え方、そして事前告知の無さでは、市町村の情報番組を真に応援しようという気概は見えてこないように思うのです。枠を与えて終わりではなく、これまでの市町村の情報番組を制作(補助)してきた経験や局のノウハウを活かして積極的にサポートしないと、JFN系等の番組とレベルの差は埋まらないのではないかと考えます(かなり厳しい物言いですが)。

 

 

無論、市町村の情報番組はすごく頑張っているのが解ります(特に五所川原市大鰐町も、独自のスタイルを掴みつつあるように思います)。それだけに、投げやりにみえてもおかしくない局の姿勢には違和感を覚えてしまうんですよね。市町村の情報番組スタッフの皆様には頑張っていただきたいと切に願うと共に、おおもとの局側には再考をお願いしたいところです。