イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2013.02.24 ラジオ放送後記

私がDJのひとりを担当している、FMアップルウェーブ『わがままWAVE It's Cool!』(毎週日曜17時)の放送後記です。

 

 

●2月24日放送後記

 

月末恒例企画、今回は【"ス"からはじまるアーティスト】を特集しました。

 

<今日のオンエア楽曲>

(冒頭、大雪に伴う交通情報等のため1曲割愛)

01. スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)

 「I Just Called To Say I Love You (心の愛)」

 

  ~ここから音楽特集【"ス"からはじまるアーティスト】~

02. 鈴木あみ(※楽曲発売当時の表記で記載)「white key

03. SPEED「White Love

04. Stardust Revue「夢伝説」

05. 須藤元気「Love & Everything」

06. ザ・スパイダース「いつまでも どこまでも」

07. 鈴木聖美 with Rats&Star「ロンリーチャップリン

08. 杉良太郎君は人のために死ねるか

 

09. Superfly「FORCE」

10. スチャダラパー feat. 小沢健二今夜はブギーバック (smooth rap)」

11. ジャッキー・チェン、エミール・チョウ & チャン・チェンユエ

 「妙手空空」(2月ED) 

定番の中に珍曲(珍しいという意味も含む)を交えつつ、の番組らしい選曲になりました(今回の選曲全般はミキサーさんが行なっているのですが自分は05、08を持参)。須藤元気の曲は一昨日の弊ブログに記載していますが、ミキサーさんは曲を聴いて”(意外と?)フツーの曲だね”という第一声…私が持ってくるCDはジャイアン系の珍曲ばかりと思ってるのかもしれませんね(だとしたら”してやったり!”なのです実は)。

 

それにしても、杉様によるコサキンソング(として有名)にはヤラれます。

杉良太郎君は人のために死ねるか

巻き舌凄い。そして語りとメロディの自然な融合、そして決して曲に溶け込まない強烈なワード『ポリスマン』…いい意味で不可解、でも格好良すぎるのであります。

ライヴでは昔によくありがちな速めのBPMヴァージョン。なんだろうこの馬鹿馬鹿しさと紙一重的なスリリングな格好良さは!!

曲の合間にDJの女子大生のひとりが”ポリスマンってことは刑事ドラマの主題歌?”とつぶやいていたので調べてみると、『大捜査線』(1980 フジテレビ系)の主題歌だったんですね。知りませんでした(完全にコサキンソングとしてしか認知していなかった自分って一体…)。ちなみに、

テレビ番組の時代劇スターとしても有名な杉良太郎が、主役を演じてきた時代劇の捕物帳をそのまま刑事ドラマへと置き換えたような、時代錯誤観に満ちた内容は、杉自身が歌う主題歌「君は人のために死ねるか」の強烈さも手伝って、極めて杉テイストの濃い作品へと仕上がっている。他の刑事ドラマと異なり、オープニング、エンディング共に杉演ずる加納しか登場しない。しかし、その存在感の強さのために杉良太郎以外の俳優陣や個々のエピソードの印象が極めて薄い作品になってしまったのは否めない。

Wikipedia - 大捜査線 - 本作の概要より

刑事モノでトンデモドラマといえば先日の『マツコ&有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で”新・3大◯◯調査会”に選ばれた勝新太郎主演『警視-K』ですが、よくよく調べるとふたつとも1980年作、そして低視聴率にあえいだ作品ということ。この共通項を踏まえ、次の3大◯◯はぜひ『大捜査線』でお願いしたいところです。

 

 

さて、来週の音楽特集は3月3日にちなんで【桃・ピンク・ピーチ】をお送りします。曲名・アーティスト名共にOK。とはいえ今の自分はコサキン関連で水野晴郎先生(コサキン的には”晴郎ちゃん”)ばかり浮かんでしまってます…。