イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

(追記あり) 【ビルボードジャパン最新動向】SEKAI NO OWARI「Habit」が99ポイント差で首位に…「ミックスナッツ」を上回った理由は

(※追記(12月12日5時25分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り替え…

Saucy Dog、YouTuberとのコラボがサブスク上昇に反映…一方でコラボに対するネガティブな反応を考える

本日発表予定の6月29日公開分(7月4日付)ビルボードジャパンソングスチャートでは、Official髭男dism「ミックスナッツ」とSEKAI NO OWARI「Habit」の首位対決に注目。多くの指標で競り合う2曲の最終的な順位は本日昼過ぎに発表されます。 この2曲は最新6月27…

【海外ビルボード】ドレイクが米ソングス/アルバム両チャートで首位初登場、ジョージ「Glimpse Of Us」が上昇

現地時間の6月27日月曜に発表された最新7月2日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ドレイク feat. トゥエニーワン・サヴェジ「Jimmy Cooks」が初登場で首位を獲得しました。 .@Drake and @21savage's "Jimmy Cooks" soars to No. 1 on the #Hot100. …

ジョージ「Glimpse Of Us」世界的ヒットの理由を米ビルボード座談会から考える…J-Popの海外ヒットにもつながるか

日本時間の6月21日火曜に発表された6月25日付米ビルボードソングスチャートにて、10位に初登場を果たしたジョージ(Joji)「Glimpse Of Us」。4曲目の100位以内エントリーにしてトップ10入りはおろか50位以内エントリーも初となった彼の今回のヒットがなぜ生ま…

2022年度上半期の社会的なヒット曲、もしくはチャートを語る上で欠かせない曲10選 (10項目11曲)

2022年度上半期に社会的にヒットした、もしくはチャートを語る上で欠かせない曲を選んでみました。J-Popについては6月10日に発表されたビルボードジャパンによる各種年間チャートを参照しています。 2021年度下半期についてはこちら。 今回は昨年12月から今…

ビルボードジャパンにおける販路限定分のフィジカルセールス未加算について、カウントは必要ではと考えてみる

次週、6月29日公開分(7月4日付)のビルボードジャパンアルバムチャートの集計期間前半の速報が一昨日および昨日公表され、アルバムのダウンロード指標では嵐の二宮和也さんによるカバーアルバム、『○○と二宮と』がトップを走っています。 【先ヨミ・デジタル…

「ココロオドル」のリバイバルヒットの一因は合算基準にも…ビルボードジャパンは今一度チャートポリシーを見直すべき

nobodyknows+による2004年のシングル、「ココロオドル」がリバイバルヒットに至っています。 上記はビルボードジャパンのCHART insight、直近の11週分を示したもの。前週100位未満ながら300位圏内にランクインしたnobodyknows+「ココロオドル」は今週23位に…

【ビルボードジャパン最新動向】BTS「Yet To Come」首位獲得も「Habit」「ミックスナッツ」とは僅差に…この理由を探る

毎週木曜以降は、最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 6月13~19日を集計期間とする6月22日公開(6月27日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。解禁後初の1週間フル加算に伴い、BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Mo…

ビヨンセの新曲「Break My Soul」、チャートで不利になりやすい火曜になぜリリースしたのかを推測する

ビヨンセが7月にニューアルバム『Renaissance』をリリースすることを先週アナウンスしました。 そのアルバムに収録される「Break My Soul」が、日本時間の昨日13時にリリース。そのアナウンスは突然でした。 Let's get in formation. @Beyonce's BREAK MY SO…

【海外ビルボード】BTS「Yet To Come」とジョージ「Glimpse Of Us」、米とグローバルでチャートアクションが異なる

現地時間の6月20日月曜に発表された最新6月25日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ハリー・スタイルズ「As It Was」が4週連続、通算7週目の首位を獲得しました。 .@Harry_Styles' "As It Was" holds atop the #Hot100 for a seventh week https://t.…

二宮和也版「君と僕の挽歌」をデジタルで触れる…今後増えるであろうフィジカル/デジタルのリリース手法を考える

嵐の二宮和也さんによるソロアルバム、『◯◯と二宮と』が6月17日にフィジカルリリースされました。 嵐のファンクラブで4月26日までに予約された方のみがフィジカル購入可能だったこのカバー作品が、本日よりダウンロードおよびストリーミングにて解禁されてい…

BTS「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」の米ビルボード動向を読む…複数週チェックが必要

6月10日にリリースされたBTSのアンソロジーアルバム『Proof』、そしてそこからのリード曲「Yet To Come (The Most Beautiful Moment)」のチャート動向を注目せずにはいられません。リード曲は日本の6月22日公開分(6月27日付)ビルボードジャパンソングスチャ…

”J-Popは海外に通用するのか?”…TOKIONコラムで紹介したグローバルチャートを知るためのデータをまとめる

昨日、TOKIONに寄稿したコラムが公開されました。様々な反応をいただき、心より感謝申し上げます。 【新着】「J-POPは海外に通用するのか?」を音楽チャートから考えるhttps://t.co/Be2bCUJanr@Kei_radio — TOKION (@TOKiONjp) 2022年6月17日 米ビルボードに…

(追記あり) セカオワ「Habit」がヒゲダン「ミックスナッツ」を逆転…コラボ動画の影響力、動画概要欄の対応にも注目

(※追記(12月11日13時52分):はてなブログにてビルボードジャパンのホームページを貼付すると、きちんと表示されない現象が続いています。そのため、表示できなかった記事についてはそのURLを掲載したビルボードジャパンによるツイートを貼付する形に切り替え…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】総合首位獲得のSixTONES「わたし」、4指標を制した理由を探る

(※追記(19時18分):ビルボードジャパンソングスチャートの記事ツイートを掲載し忘れており、申し訳ございません。冒頭にて掲載しました。) 毎週木曜以降は、最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 6月6~12日を集計期間とする6月15日…

ハリー・スタイルズのTHE FIRST TAKE出演で考える、K-Popを除く洋楽への”ドメスティック”な対応の疑問

今週月曜、日本の人気YouTubeチャンネルにハリー・スタイルズが登場しました。 【#THEFIRSTTAKE】ーNo.225ハリー・スタイルズ「Boyfriends」が公開ー白いスタジオに置かれた、一本のマイク。ここでのルールは、ただ一つ。一発撮りのパフォーマンスをすること…

(追記あり)【海外ビルボード】ハリー・スタイルズが米6週目の首位、グローバルはハリーおよびケイト・ブッシュが制覇

(※追記(6時52分):タイトルを一部変更しました。) 現地時間の6月13日月曜に発表された最新6月18日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ハリー・スタイルズ「As It Was」が3週連続、通算6週目の首位を獲得しました。 .@Harry_Styles' #AsItWas is No. 1…

マライア・キャリー「恋人たちのクリスマス」が訴えられたのは”同名”だから…強引な訴訟の背景を読み、私見を記す

ほぼ間違いなく訴えが退けられるだろうとは思いながらも、引っ掛かることなので採り上げておきます。 マライア・キャリーの大ヒット曲、「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」が、リリースからおよそ30年を経て訴えられました。…

フィジカルに強い曲もデジタルに前向きになるべき…ビルボードジャパン上半期チャートからあらためて考える

ビルボードジャパンが一昨日公開した上半期チャートに関する分析エントリーに対し、多くのアクセスをいただいております。心より感謝申し上げます。 一昨日は合わせて、ブログ【ただの音楽ファンが見る音楽業界】の管理人であるRYOさんとのコラボスペースを…

日向坂46「僕なんか」を支え、Hey! Say! JUMPと=LOVEの逆転を生んだ指標、そして支えるキャンペーンについて

毎週水曜に発表されるビルボードジャパンソングスチャートについての分析は本来木曜に行うのですが、ビルボードジャパンへの提案や上半期チャートの総括を優先したため、本日掲載することとしました。上半期チャートの総括は下記リンク先をご参照ください。 …

ビルボードジャパンが2022年度上半期チャートを発表…特筆すべき7つのポイントとは

ビルボードジャパンが2022年度上半期チャートを公開しました。集計期間は2021年11月29日~2022年5月29日(2021年12月8日~2022年6月1日公開分)となります。 Billboard Japan 2022年上半期チャート発表、Aimerが【JAPAN HOT 100】/SixTONESが【HOT Albums】/…

ビルボードジャパンに対する不信感は加速の一途…許さない昨日の大きなミスと、同社への改善要求の提示

毎週木曜以降は、最新のビルボードジャパン各種チャートについてお伝えします。 5月30日~6月5日を集計期間とする6月8日公開(6月13日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカルセールス初加算に伴い日向坂46「僕なんか」が首位を獲得しま…

チャリティ曲にも表れた桑田佳祐特有のチャートアクションとは…ダウンロードとストリーミングの乖離も考える

桑田佳祐さんが同級生の佐野元春さん、世良公則さん、Charさんそして野口五郎さんを迎えて制作したチャリティ企画の配信シングル、「時代遅れのRock'n'Roll Band」が6月1日公開分(6月6日付 集計間:5月23~29日)ビルボードジャパンソングスチャートで9位に初…

(追記あり)【海外ビルボード】ハリー・スタイルズ連覇達成、『ストレンジャー・シングス』効果でケイト・ブッシュがトップ10入り

(※追記(6月9日6時17分):米ビルボードソングスチャートトップ10の画像付きツイートを追加しました。) 現地時間の6月6日月曜に発表された最新6月11日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ハリー・スタイルズ「As It Was」が2週連続、通算5週目の首位を…

今週ビルボードジャパンは下半期突入…その前にあらためて、チャートポリシー変更希望を提示する

ビルボードジャパンは今週金曜、午前4時に上半期チャートを発表します。昨年度の上半期チャートについてはその日のうちにこのブログでも分析、解説しており、今回も金曜午前のアップを予定しています。 そして今週からは下半期に突入。ビルボードジャパンは2…

2022年度上半期、私的邦楽ベストソングスを選びました

2022年度上半期に個人的に好きだった曲でプレイリストを作成しました。 <2022年上半期私的邦楽ベスト (2022年6月2日作成)> ◯ 作成時のルール ・昨年12月~今年5月にSpotifyの新曲プレイリストに登場した作品から基本的に選出 ・1組の歌手につき主演曲は1曲…

【マイベスト】2022年5月の私的トップ10ソングス、選びました

2020年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2022年5月分です。前の月にリリースされた曲を中心に、しかしその縛りは出来る限り緩くした上で選んでみました。ミュージックビデオ等動画がない曲は巻末のプレイリスト(Spotify)でチェック…

ケイト・ブッシュ、ケニー・ロギンス…1980年代中盤の作品が再注目を集めている件が興味深い

米ビルボードのソングスチャートはこの1ヶ月が嵐の連続。アルバムチャートが4週連続で今年最高のユニット数を更新したのを機に、その更新者であるフューチャー、バッド・バニー、ケンドリック・ラマーそしてハリー・スタイルズがソングスチャートでも4曲同時…

(追記あり)【ビルボードジャパン最新動向】Hey! Say! JUMPの"フィジカルセールス特化"的戦略がチャート面で気になる理由

(※追記(16時20分):6月10日金曜18時半から20時まで、Twitterの音声サービスであるスペースを活用した生配信を行います。ブログ【ただの音楽ファンが見る音楽業界】(→こちら)のRYOさんと、当日午前4時に発表されるビルボードジャパン上半期チャートについて語…

【海外ビルボード】ハリー・スタイルズ「As It Was」米で首位返り咲き、アルバムから複数が米&グローバルで初登場トップ10入り

現地時間の5月30日月曜が祝日のため翌31日火曜に発表された最新6月4日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ハリー・スタイルズ「As It Was」が首位に返り咲き、また3曲を初登場にてトップ10内に送り込みました。 .@Harry_Styles' "As It Was" returns …