イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

前週トップ10初登場曲の当週動向と、Mrs. GREEN APPLE「風と町」の安定要因について

一昨年夏以降再開したこのエントリーですが、タイトルを”前週トップ10初登場曲の最新動向”とした上で、副題を新たに設けています。前週の内容はこちら。

ビルボードジャパンソングチャートの動向を分析する者として、真の社会的ヒット曲とはロングヒットする、年間チャートで上位に進出する作品と考えます。週間単位で上位に入るのは好いことですが、他方で所有指標ばかりが強い曲は加算2週目に、また接触指標が所有指標的な動きをなぞる曲(主にLINE MUSIC再生キャンペーン採用曲)はキャンペーン終了後に指標が大きく後退し、総合でも急落することが少なくありません。

この急落は毎週のようにみられます。ソングチャートのトップ10は多いときで毎週半数が入れ替わり、ロングヒットするか否かが極端に分かれます。ロングヒット曲ではライト層の支持を大きく反映するストリーミングが強い一方、急落する曲はコアファンとライト層との乖離が大きいのですが、ロングヒットするか否かを1週分のチャートのみで判断することは難しいといえるかもしれません。

このブログではビルボードジャパンに対しチャートポリシー(集計方法)の改善も提案していますが、あくまで自分なりのと前置きしつつもチャートの見方を提示したいと考えたのが、”前週トップ10初登場曲の最新動向”エントリーを掲載する理由です。

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MUSIC AWARDS JAPAN 2026主要部門ノミネートについて、音楽チャート分析者の立場から考える

昨年初開催された音楽賞、MUSIC AWARDS JAPANの第2回が来月開催。そのノミネーションが昨日発表されました。

ノミネート作品発表会は動画にてアーカイブが公開。そのうち主要6部門については上記の1時間04分20秒以降で確認できます。今回は主要部門のうち4部門について、音楽チャート分析者としての見方を記します。

 

<MUSIC AWARDS JAPAN 2026 主要部門ノミネートに対する私見>

  • はじめに:主要部門のノミネート一覧
  • 主要部門のノミネート傾向①:音楽チャートの結果に沿ったノミネート
  • 主要部門のノミネート傾向②:サプライズの少なさ
  • 主要部門のノミネート傾向③:M!LK「好きすぎて滅!」候補入りから想起したオリヴィア・ディーンのグラミー受賞
  • おわりに:旧譜の除去、ベストアルバムの候補入り…受賞傾向の見極めが必要
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【トップアーティストチャート】&TEAMが半年ぶりに首位獲得、前週まで5連覇のBTSは3位に

ソングチャートとアルバムチャートを合算した、ビルボードジャパンのトップアーティストチャート(Artist 100)について毎週"記事化"しています。掲載理由は下記エントリーをご参照ください。

 

ビルボードジャパンでは2025年度下半期の集計期間初週である同年6月4日公開分以降、ソングチャートおよびアルバムチャートのストリーミング指標においてリカレントルールを導入。Streaming SongsチャートおよびStreaming Albumsチャート(後者は未公表)を指標化する際、ソングチャートは総合100位以内に52週、アルバムチャートでは同26週ランクインした作品に対し、翌週以降減算処理を施します。

<4月29日公開分において新たにリカレントルール対象となった作品>

 

・ソングチャート

 BE:FIRST「夢中」(4月22日公開分 総合39位)

 HANA「Tiger」(同 総合42位)

 スピッツ「チェリー」(同 総合87位)

 

・アルバムチャート

 back number『あとのまつり』(4月22日公開分 総合89位)

トップアーティストチャートでは、リカレントルール適用後のストリーミング指標が用いられます。

 

 

4月29日公開分のビルボードジャパントップアーティストチャート(Artist 100 集計期間:4月20~26日)は、&TEAMが首位を獲得しています。

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ビルボードジャパンソングチャートを制覇したINI「All 4 U」、前作「Present」との共通点について

4月29日公開分のビルボードジャパンソングチャート(集計期間:4月20~26日)では前週首位に立ったTravis Japan「陰ニモ日向ニモ」が54位へ後退。INI「All 4 U」がフィジカルセールス初加算に伴い、前週の62位から首位に到達しています。

INIは昨年度最終週における「Present」以来、キャリア6曲目の首位を獲得。その「Present」と「All 4 U」において、共通点が多く見受けられます。

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Snow Man、Number_i、M!LK、大森元貴…次週のソングチャートで上位進出が見込まれる曲をまとめる

当週のソングチャート発表前から次週の動向を予測するのは如何かと思いつつ、しかしながら次週5月6日公開分のビルボードジャパンソングチャートが興味深いゆえ今回採り上げます。

米ビルボードでは注目のチャートに関してその発表前に、予想等に関する記事を公開する傾向があります。直近では最新5月2日付が対象となっています。

 

この米記事を参考に、5月6日公開分のビルボードジャパンソングチャートにて上位進出が予想される曲を紹介します。

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(追記あり)【海外ビルボード】米/Global 200はオリヴィア・ロドリゴ、Global Excl. U.S.はジャスティン・ビーバー2012年曲が首位に

(※追記(4月28日7時02分):当初のブログエントリー公開時点(6時)にてGlobal Excl. U.S.の記事、ならびに米ビルボードのチャート専用Xアカウント発となるGlobal 200やGlobal Excl. U.S.のトップ10画像付ポストが登場していませんでした。つきましてはそれら登場を踏まえ、加筆等を実施しています。)

(※追記(4月28日19時20分):Global 200における日本の楽曲動向を追記しています。)

 

 

 

現地時間の4月27日月曜に発表された、最新5月2日付米ビルボードソングチャート(集計期間:4月17~23日)。前週まで通算7週首位に就いていたエラ・ラングレー「Choosin' Texas」は2位に後退、オリヴィア・ロドリゴ「Drop Dead」が首位初登場を果たしています。

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モナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」のヒットを踏まえ、演歌歌謡曲が存在感を高める方法を提案する

一昨日付のブログエントリーにて、ビルボードジャパンソングチャートにおけるモナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」の動向を紹介しました。

動画再生が9→10位と好調をキープ、そしてストリーミングが100位未満→70位に上昇したことで、総合では12→24位と後退するも2週連続で総合100位以内に登場。演歌歌謡曲ジャンルにおける接触指標群の好調、そして総合2週連続ランクインは極めて異例です。

(上記CHART insightは有料会員が確認可能なもので、20位未満の指標順位も明示されています(ビルボードジャパンでは有料会員が知り得る情報の掲載を許可しています)。また、以下に紹介するCHART insightも同様に、有料会員が確認可能なものとなります。)

この"異例"は、このジャンルにおける2025年度以降の作品群と比較するとよく解ります。それらのCHART insightを掲載した以下のエントリーで、次のように記しました。

そして、モナキ「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」のヒットについて、演歌歌謡曲界がどう考えるかを注視しています(尤も同曲の次週以降の動向も注視が必要ですが)。この曲のヒットを特殊と一蹴するならば、このジャンルでのデジタル重視姿勢は生まれないでしょう。演歌歌謡曲ジャンルを音楽ファンに広く浸透させ将来のコアファンに成り得るライト層を掴むためにも、デジタルに明るくなることは必須です。

 

日本の演歌歌謡曲界隈がデジタルに明るくなり、社会的ヒットの鑑たるビルボードジャパンソングチャートで存在感を高めるにはどうすべきか、今回のエントリーで提案します。なおビルボードジャパンによるチャートは、後述する『NHK紅白歌合戦』(NHK総合ほか 以下"紅白"と表記)における出場歌手の選考基準に大きな役割を果たしていると考えられています。

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