イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

アデル「Easy On Me」が世界中でとんでもない勢い…その記録的な数字を紹介し、理由を分析する

一昨日リリースされたアデル「Easy On Me」が凄いことになっています。

"私に手加減してほしい" "お手柔らかに"を意味するこの曲は、11月19日にリリースされる4枚目のオリジナルアルバム『30』のリード曲。6年ぶりとなるアデルの帰還が、世界の音楽業界を轟かせています。

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【マイベスト】2021年9月の私的トップ10ソングス、選びました

昨年1月にスタートした【私的トップ10ソングス+α】企画、今回は2021年9月分です。前の月にリリースされた曲を中心に、しかしその縛りは出来る限り緩くした上で選んでみました。ミュージックビデオ等動画がない曲は巻末のプレイリスト(Spotify)でチェックしてみてください。

過去の私的トップ10ソングスや2021年上半期、および2020年上・下半期の邦楽ベストソングスについてはこちらに。ちなみに個人的に毎回チェックしているプレイリストは現時点において主に、New Music WednesdayNew Music Friday JapanNew Music FridayおよびMonday Spinです。

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『HELP EVER HURT NEVER』『アンコール』が急浮上…ロングヒットするアルバムの動向を読む

最新10月13日公開(10月18日付)ビルボードジャパンアルバムチャートでは、藤井風『HELP EVER HURT NEVER』(2020)が44→13位、back numberのベストアルバム『アンコール』(2016)が85→15位に躍進。2作品とも、メディアへの登場が大きく影響しています。

藤井は10月3日放送のテレビ朝日関ジャム 完全燃SHOW』に初登場しており、9月4日の生配信ライブ【Fujii Kaze “Free” Live 2021】の模様やインタビューが放送された。また、back numberは10月4日放送のTBS『CDTVライブ!ライブ!』で90分のライブを披露しており、これらのメディア露出がチャート上昇に影響を与えたと考えられる。

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【ビルボード最新動向】「恋降る月夜に君想ふ」「根も葉もRumor」の最新動向にデジタルの重要性をみる

毎週木曜は、最新のビルボードジャパンソングスチャートから注目点を紹介します。

10月4~10日を集計期間とする10月13日公開(10月18日付)ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)。フィジカル関連指標初加算に伴い、King & Prince「恋降る月夜に君想ふ」が首位を獲得しました。

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【グローバルチャート】「Stay」が首位返り咲き、TWICEやLISAもランクインしたK-Popの勢いを実感する

毎週水曜は、米ビルボードが昨年新設したグローバルチャートについてお伝えします。

200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。10月16日付ではGlobal 200、Global Excl. U.S.共にザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が首位に返り咲きました。

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【米ビルボード】「Stay」が首位返り咲き、その一方で「My Universe」がトップ10から脱落

毎週火曜は最新米ビルボードの速報をお伝えします。

現地時間の10月11日月曜に発表された最新10月16日付米ビルボードソングスチャート(Hot 100)。ザ・キッド・ラロイ with ジャスティン・ビーバー「Stay」が中1週で首位に返り咲きました。

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【ビルボードコラム】ビルボードジャパンのソングスチャートに対するチャートポリシー変更等の提案

月曜は不定期で、日米グローバルのビルボードチャートに関するコラムを書いています。これまではビルボードジャパンソングスチャートにおける各指標の解説、米ビルボードに対するチャートポリシー変更希望、ビルボードジャパンの知名度向上案やグローバルチャートにJ-Popを轟かせる方法について記しました。ビルボードコラムについては下記リンク先からご確認ください。

 

今回は、ビルボードジャパンソングスチャートのチャートポリシー変更について取り上げます。

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