イマオト - 今の音楽を追うブログ -

旧ブログ名:face it。音楽チャートアナライザーとして、ビルボードジャパンや米ビルボードのソングチャートなどを紹介します。

CD元日発売は効果的ではない? 瑛人やEXILEのチャート動向から考える

NHK紅白歌合戦』を起爆剤としてサブスクで勢いが加速しているYOASOBIについては先週このブログで幾度となく触れましたが、1月6日にリリースされたEP『THE BOOK』収録曲の多くが先週の日本におけるSpotifyデイリーチャートで最高位や最高再生回数を記録しています。この点については今週木曜の最新ビルボードジャパンソングスチャート発表の際に紹介します。

 

YOASOBIに限らず、『NHK紅白歌合戦』の影響が1月11日付ビルボードジャパンソングスチャート(集計期間:2020年12月28日~2021年1月3日)に表れていることも以前お伝えしました。

一方でストリーミング指標は年末年始にダウンしていますが、構成要素のひとつであるSpotifyの動向からは興味深い点が見えてくるのです。

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”全てリード曲”なYOASOBI『THE BOOK』収録曲+新曲「怪物」のSpotify動向を追う

ここでは連日YOASOBIについて言及していますが、それだけ特筆すべき動きが多いのです。今週、初のフィジカル作品でもあるEP『THE BOOK』をリリースした彼らの勢いが凄いことになっています。

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ブログタイトル変更のお知らせ

この度、ブログ名を【face it】から【イマオト - 今の音楽を追うブログ -】に変更しました。

 

ビルボードジャパンソングスチャートを中心に今の音楽の流行を追いかけるブログにおいて、そのコンセプトをより分かりやすく示すべくブログタイトルを変更しました。

以前の【face it】という名は、2000年代半ばに書いていたブログ【face the music】がモチーフになっていました。音楽にとどまらず広い範囲で好きなものを記載する意味でこのブログタイトルを使っていましたが、音楽チャート中心のコンセプトに合致させるべくタイトルの変更に至った次第です。

このタイミングでドメインも変更しております。以前のURLのリンク先は今のドメインへ自動で遷移しますのでご安心ください。

 

というわけで、【イマオト】を今後ともよろしくお願いいたします。

年末年始のソングスチャート、YOASOBI「夜に駆ける」が躍進した理由をラジオの面から考える

昨日は最新1月11日付ビルボードジャパンソングスチャートから、YOASOBI「夜に駆ける」の躍進についてお伝えしました。『NHK紅白歌合戦』でのパフォーマンス、さらにその後のフォローアップ(エンゲージメント確立)の徹底っぷりがチャートに表れていることは明白です。

とはいえ、昨日のブログで述べたのはダウンロードおよびストリーミング指標が主体。ビルボードジャパンソングスチャート振り返り記事(→こちら)からは動画再生指標においても前週比113.5%を記録していることが判りますが、今回注目したいのはラジオエアプレイ指標の上昇についてです。

 

 

ラジオではリリース直後の曲、放送局や番組の一押し曲が多くOAされるのみならず、季節感をより強く反映します。昨年12月21~27日を集計期間とする1月4日付ビルボードジャパンソングスチャートのラジオエアプレイ指標では山下達郎「クリスマス・イブ」が2位に入り(総合では44位)、マライア・キャリーワム!の定番クリスマスソングがSEKAI NO OWARI「silent」共々、同指標でトップ10入りを果たしています。

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翌週、1月11日付ビルボードジャパンソングスチャートにおけるラジオエアプレイ指標は大きく変わります。昨年12月28日~1月3日が集計期間となっており、2020年のヒット曲を振り返ったり『NHK紅白歌合戦』で特に印象的な曲をOAする傾向がみられました。ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」やレディー・ガガアリアナ・グランデ「Rain On Me」が同指標でトップ10入りしたのは前者の典型と言えるでしょう。その中にあって、ラジオエアプレイ指標を制したのがYOASOBI「夜に駆ける」でした。

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CD未リリースゆえ2指標がカウント不可でありながら、ラジオエアプレイを含む6指標をすべて4位以内に送り込んだ「夜に駆ける」。YOASOBIの紅白出演アナウンスが直前(昨年12月23日)であったことも影響しているのではと考えます。ちなみにYOASOBIの紅白出場はブログで予測し、NumberWebでも記載しました。

 

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チャート推移(CHART insight)から総合(黒の折れ線で表示)およびラジオエアプレイ(緑)のみを抽出したものがこちら。ラジオエアプレイ指標は二度目のトップ10入りにして初の首位を獲得しているのです。 

 

面白いのは昨年の同時期におけるビルボードジャパンソングスチャートのラジオエアプレイ指標において、集計期間の区切りのタイミングもあるとはいえども年末のヒット曲振り返り的な要素が感じられにくかったこと。強いて挙げるならばOfficial髭男dism「Pretender」やFoorin「パプリカ」あたりでしょうか。

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最新1月11日付ビルボードジャパンソングスチャートの集計期間直前に『NHK紅白歌合戦』への出場がアナウンスされたこと、年末のヒット曲振り返りの実施、1月6日にリリースされた初のEP(且つ初のフィジカル盤)『THE BOOK』におけるレコード会社等のプッシュもラジオエアプレイ指標首位に貢献しているでしょうが、もしかしたらラジオ局や番組が”いち早く「夜に駆ける」のヒットを見出すことができなかったことへの反省”を込めてOAしたのではと考える自分がいます。放送局や番組のいち押し曲がヘビーローテションされる傾向がある中で、「夜に駆ける」をリリースやブレイクのタイミングで見つけられなかったことへの罪滅ぼしが今回のチャートに表れている気がするのです。だとすれば、「夜に駆ける」が牽引する形で2020年のヒット曲がOAされ、結果として昨年の人気曲が大挙上昇したのかもしれません。

『紅白』効果が如実に…特に伸びた曲は? 最新ビルボードジャパンソングスチャートをチェック

毎週木曜は、前日発表されたビルボードジャパン各種チャートの注目点を紹介します。

2020年12月21~27日を集計期間とする1月4日付、そして2020年12月28日~2021年1月3日を集計期間とする1月11日付ビルボードジャパンソングスチャート(Hot 100)が1月6日に発表。1月4日付ではシングルCDセールス等の初加算に伴いNEWS「ビューティフル」が初登場で首位を獲得しました。

そして1月11日付ではLiSA「炎」が5週ぶりに返り咲き、通算7週目の首位を獲得しています。

 

この2週のビルボードジャパンソングスチャート、音楽番組の影響が色濃く反映されたものとなりました。とりわけ1月11日付における『NHK紅白歌合戦』の影響が大きいことは明らかです。

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1月11日付におけるポイントは、12月にCDリリースされたKing & Prince「I promise」、櫻坂46「Nobody's fault」を除く全曲がポイント前週超えを達成。「Nobody's fault」は前週比9割弱にとどまっていますが、デジタルに強くない曲、そしてそもそも解禁していない曲におけるポイント取りこぼしの可能性が見て取れます。

さて、昨年大晦日に活動を休止した嵐は、同日の配信ライブ等もチャートに大きく影響を与えていますが、「カイト」のポイントほぼ2倍という結果に。

上記はNHKYouTubeアカウント発となる、2019年『NHK紅白歌合戦』での映像。NHK発の動画にはビルボードジャパンソングスチャート動画再生指標のカウント対象となるISRC(国際標準レコーディングコード)が未付番のため、「カイト」は一度としてこの指標が加算されていません。直近30週分のチャート推移(CHART insight)をみると、赤の折れ線で表示される動画再生指標はゼロ。一方で12月に(アルバム『This is 嵐』収録曲として)デジタル解禁された「カイト」は、ダウンロードとストリーミングでチャート構成比のおよそ4分の3を占めています。しかし、CDをパソコン等に取り込んだ際にインターネットデータベースにアクセスする数で示されるルックアップがCDリリース以降常時高いこと、およびその理由がCDレンタルの取込による可能性を踏まえれば、動画も含めてCDリリースと同時期にデジタルが解禁され接触環境が充実していれば年間ソングスチャート10位以内進出もあり得たと思うのです。その点において非常に勿体なく感じています。

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昨年の『NHK紅白歌合戦』におけるビルボードジャパンソングスチャートへの影響を、今度は指標毎にみてみましょう。

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直近2週共にトップ10入りした8曲において、紅白歌唱曲とそうでない曲との差がはっきりしました。ポイントもさることながらCDリリース曲のCDセールスが前週を上回り、ダウンロード前週比は大きく上昇、さらに全体的な落ち込みがみられるストリーミングにおいても前週比9割強を記録しています。その中でもYOASOBI「夜に駆ける」がストリーミングで前週比超えを果たしているのは実に見事としか言いようがありません。これはエンゲージメントの徹底っぷりが反映された結果と言えるでしょう。

YOASOBIは今週、初のフィジカル作品となるEP『THE BOOK』をリリース。このタイミングでの発売は『NHK紅白歌合戦』を大きな契機と位置付けていたからではないかと捉えています。

最新ビルボードジャパンソングスチャート発表を前に、グローバルチャート・Spotifyから動向を予測する

本日午後、新年最初のビルボードジャパンソングスチャートが発表されます。2週分の発表となるのですが、昨年12月28日月曜からの一週間を集計期間とする最新1月11日付においては米ビルボードによるグローバルチャート、およびSpotifyデイリーチャートから注目曲の動向を事前に確認することができるので紹介します。

 

200以上の地域における主要デジタルプラットフォームのストリーミング、およびダウンロード(歌手のホームページでの販売分を除く)で構成されるグローバルチャート。チャートの詳細は下記にまとめています。

12月25日金曜からの一週間を集計期間とする1月9日付グローバルチャートでは興味深い現象が起きています。

●1月9日付 Global 200 100位以内におけるJ-Popの成績

 (Global 200 最新チャートはこちら)

 ・57位 (前週110位) LiSA「炎」

 ・73位 (前週151位) YOASOBI「夜に駆ける」

●1月9日付 Global Excl. U.S. 100位以内におけるJ-Popの成績

 (Global Excl. U.S.  最新チャートはこちら)

     (Global Excl. U.S. はGlobal 200から米の分を除いたもの)

 ・17位 (前週39位) LiSA「炎」

 ・29位 (前週66位) YOASOBI「夜に駆ける」(最高位更新)

 ・68位 (前週127位) DISH//「猫」 ※2バージョン合算

 ・84位 (前週90位) 優里「ドライフラワー」(最高位更新)

 ・87位 (前週124位) Eve「廻廻奇譚」(最高位更新)

 ・89位 (前週126位) LiSA「紅蓮華」

1月9日付ではクリスマスソングが実質1日のみ加算対象であったことから大きく後退、それに伴いこれまでランクインしていた曲が上昇したわけですが、2つのグローバルチャートで以前トップ10入りを果たしていたLiSA「炎」が大きく伸ばし、さらにYOASOBI「夜に駆ける」がGlobal Excl. U.S. において最高位を更新しているのは特筆すべき点。最新チャートの集計期間は大晦日までであり、「炎」の日本レコード大賞受賞、「夜に駆ける」の『NHK紅白歌合戦』での初歌唱が大きく影響を与えただろうことが容易に想像できます。

1月11日付ビルボードジャパンソングスチャートは昨年12月28日から1月3日までが集計期間となるため、これらテレビ番組の効果の”余韻”も加算されることになります。

 

Spotifyについては今年に入ってから一度、『NHK紅白歌合戦』歌唱曲の動向を紹介しました。

上記で用いた表に加筆し、4日までのデータを反映したものはこちら。

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上記表に掲載された曲の推移をグラフ化。年末の地上波音楽番組に出演しなかった優里「ドライフラワー」を参照として点線表示しています。

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三が日が明け、4日月曜はおおむね一週間前の水準に戻っていますが、それにしてもYOASOBI「夜に駆ける」がLiSA「炎」を逆転したのは見事としか言いようがありません。1月3日のブログエントリーでも指摘しましたが、彼らのTwitterアカウントにおけるエンゲージメント確立の素晴らしさ、そして今日リリースされた初のフィジカル作品『THE BOOK』(EP)への期待感の高さが大きく影響していると言えるでしょう。これがSpotifyを構成要素のひとつとするグローバルチャートにも反映され、ビルボードジャパンソングスチャートにも影響を及ぼすことは間違いありません。

 

 

昨年初の発表となった2020年1月13日付ビルボードジャパンソングスチャート(2020年1月8日発表)では『NHK紅白歌合戦』をはじめとするテレビ番組効果が如実に表れています。

昨年末の音楽番組の影響はグローバルチャートやSpotifyで一足早くみられました。本日発表される1月11日付ビルボードジャパンソングスチャートがどうなるか、非常に楽しみです。

クリスマスソングが根強い人気、1月9日付米ビルボードおよびグローバルソングスチャートをチェック

ビルボードソングスチャート、現地時間の1月4日月曜に発表された最新1月9日付ソングスチャート(Hot 100)。24Kゴールデン feat. イアン・ディオール「Mood」が4週ぶりに返り咲き、通算7週目の首位を獲得しました。

 

前週はクリスマスソングがトップ10内に9曲ランクインしていましたが、今週はストリーミングおよびダウンロードの集計期間が12月25日金曜から、ラジオエアプレイが12月28日月曜からの1週間であり、クリスマスソングはストリーミングおよびダウンロードの初日分のみ加算と言っても過言ではない状況。そんな中にあって前週首位のマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」は9位にとどまりました。ストリーミングは前週比59%ダウンの2270万ながら同指標通算10週目のトップとなっており、クリスマス当日のストリーミングが如何に凄まじかったかがよく解ります。ダウンロードは前週比66%ダウンの4000、そしてラジオエアプレイは140万となっています。

 

クリスマスソングが大きく後退したソングスチャートを制したのは24Kゴールデン feat. イアン・ディオール「Mood」。ストリーミングは前週比4%ダップの1750万(同指標5位)、ダウンロードは同39%アップの7000(同指標6位)、そしてラジオエアプレイは同1%アップの8230万(同指標1位)となり、全指標が上昇。ラジオエアプレイは10週目の首位を獲得しています。「Mood」は昨年10月24日付で初の首位を獲得して以降、今回が3度目の返り咲きとなり、ドレイク「Nice For What」(2018)と並ぶ最多記録となります。

 

返り咲きといえば、前週100位圏外となっていたザ・ウィークエンド「Blinding Lights」が3位に戻ってきました。ストリーミングは前週比7%アップの1250万、ダウンロードは同82%アップの9000、そしてラジオエアプレイは同26%アップの5690万を獲得。年末年始が集計期間となるラジオエアプレイでは年末にその年のヒット曲を振り返る企画が多かったことで、年間チャートを制したこの曲が多くかかったことが上昇のきっかけと言えます。「Blinding Lights」はソングスチャート56週目のエントリーにして43週目のトップ10入りを果たしました。

ちなみに米ビルボードソングスチャートにはリカレントルールというものが存在します。これはチャートの新陳代謝を図ることを目的とし、一定週数ランクインした曲が一定順位を下回った場合にチャートから外れるというもの。「Blinding Lights」は前週、クリスマスソングに押し出されたことでこのルールが適用されています(52週を超えてランクインした曲が25位を下回れば適用。また20週を超える曲は50位を下回れば同じく適用されます)。ただしクリスマスソングの上昇に伴い適用された曲や、クリスマスソング自体は再ランクインできる模様です。

 

デュア・リパ feat. ダベイビー「Levitating」が初のトップ10入りを果たしています(27→10位)。ストリーミングは前週比1%ダウンの1020万、ダウンロードは同2%アップの9000、そしてラジオエアプレイは同5%アップの4750万を獲得し、デュア・リパにとっては「New Rules」(2018 6位)、「Don't Start Now」(2020 2位)に次ぐ3曲目のトップ10入りとなりました。ダベイビーにとっては5曲目となります。

 

最新のトップ10はこちら。

[今週 (前週) 歌手名・曲名]

1位 (7位) 24Kゴールデン feat. イアン・ディオール「Mood」

2位 (14位) アリアナ・グランデ「Positions」

3位 (再登場) ザ・ウィークエンド「Blinding Lights」

4位 (21位) ジャスティン・ビーバー feat. チャンス・ザ・ラッパー「Holy」

5位 (44位) BTS「Dynamite」

6位 (24位) クリス・ブラウン feat. ヤング・サグ「Go Crazy」

7位 (25位) ドレイク feat. リル・ダーク「Laugh Now Cry Later」

8位 (30位) ギャビー・バレット feat. チャーリー・プース「I Hope」

9位 (1位) マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」

10位 (27位) デュア・リパ feat. ダベイビー「Levitating」

クリス・ブラウン feat. ヤング・サグ「Go Crazy」 は昨年8月22日付以来となるトップ10入りにして最高位を更新(これまでの最高は9位)。そしてBTS「Dynamite」はダウンロードが前週比183%アップの45000となり、同指標12週目の首位を獲得しています。

 

 

グローバルチャート速報も紹介。200を超える地域の主要デジタルプラットフォームによるストリーミングとデジタルダウンロードで構成され、歌手のホームページでの販売分を含まないグローバルチャート。1月9日付ではGlobal 200をマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」が、Global 200からアメリカの分を除いたGlobal Excl. U.S.をBTS「Dynamite」が制しました。

Global 200のほうがクリスマスソングが多くトップ10入りを果たしているのは、米が他国に比べてクリスマス当日にクリスマスソングをよく聴く傾向があるためと言えます。

マライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You (邦題:恋人たちのクリスマス)」はストリーミングが前週比55%ダウンの5830万、ダウンロードが同60%ダウンの11000ながら、12月25日からの一週間を集計期間とするGlobal 200を制し、昨年9月に新設された同チャートで最長となる4週目の首位を獲得しました。ちなみに3週首位を獲得しているのはバッド・バニー & ジェイ・コルテス「Dákiti」(今週2位)、BTS「Dynamite」(今週3位)、そしてカーディ・B feat. メーガン・ザ・スタリオン「WAP」(今週トップ10圏外)の3曲となります。Global 200では「All I Want For Christmas Is You」を筆頭に、クリスマスソングが4曲トップ10内にとどまっています。

Global 200で新たにトップ10入りを果たしたのはカロルG「Bichota」(21→9位)。ストリーミングが前週比8%ダウンの6360万、ダウンロードが同6%アップの1000を獲得しています。

Global Excl. U.S.ではマライア・キャリー「All I Want For Christmas Is You」が3位にダウンし、BTS「Dynamite」が同チャート史上最長となる7週目の首位を獲得。ストリーミングは前週比10%ダウンの5000万、ダウンロードは同21%アップの16000を獲得しています。このGlobal Excl. U.S.ではマライア・キャリーの他、ワム!Last Christmas」が3ランクダウンながら10位に入りクリスマスソングは2曲登場。またエド・シーラン「Afterglow」は今週初めて1週間フルで集計されたことからストリーミング2050万およびダウンロード13000を獲得、前週から66ランクアップし10位に到達しています。